1から100までの整数のうち、以下の条件を満たす数はそれぞれ何個あるか。 (1) 8の倍数 (2) 12の倍数 (3) 8で割り切れない数 (4) 8の倍数であるが、12の倍数でない数 (5) 8でも12でも割り切れない数 (6) 8で割り切れない、または12で割り切れない数

算数倍数約数最小公倍数集合
2025/6/8

1. 問題の内容

1から100までの整数のうち、以下の条件を満たす数はそれぞれ何個あるか。
(1) 8の倍数
(2) 12の倍数
(3) 8で割り切れない数
(4) 8の倍数であるが、12の倍数でない数
(5) 8でも12でも割り切れない数
(6) 8で割り切れない、または12で割り切れない数

2. 解き方の手順

(1) 8の倍数の個数:100を8で割った商を求める。
100÷8=12.5100 \div 8 = 12.5
したがって、8の倍数は12個。
(2) 12の倍数の個数:100を12で割った商を求める。
100÷12=8.333...100 \div 12 = 8.333...
したがって、12の倍数は8個。
(3) 8で割り切れない数:1から100までの整数の個数から8の倍数の個数を引く。
10012=88100 - 12 = 88
したがって、8で割り切れない数は88個。
(4) 8の倍数であるが、12の倍数でない数:
8の倍数の個数から、8の倍数かつ12の倍数である数の個数を引く。
8と12の最小公倍数は24である。
100を24で割った商を求める。
100÷24=4.166...100 \div 24 = 4.166...
したがって、24の倍数は4個。
求める個数は、124=812 - 4 = 8
したがって、8の倍数であるが12の倍数でない数は8個。
(5) 8でも12でも割り切れない数:
全体から、8の倍数または12の倍数である数の個数を引く。
8の倍数の個数は12個、12の倍数の個数は8個。
8と12の最小公倍数は24なので、24の倍数の個数は4個。
8の倍数または12の倍数の個数は、12+84=1612 + 8 - 4 = 16個。
したがって、8でも12でも割り切れない数は、10016=84100 - 16 = 84個。
(6) 8で割り切れない、または12で割り切れない数:
全体から、8でも12でも割り切れる数の個数を引く。(ド・モルガンの法則)
8と12の最小公倍数は24である。
24の倍数は、100÷24=4.166...100 \div 24 = 4.166...より4個。
8で割り切れない、または12で割り切れない数は、1004=96100 - 4 = 96個。
別の解き方:
8で割り切れない数の個数は88個。
12で割り切れない数の個数は1008=92100 - 8 = 92個。
8で割り切れないかつ12で割り切れない数の個数は84個。
8で割り切れない、または12で割り切れない数の個数は、88+9284=9688 + 92 - 84 = 96個。

3. 最終的な答え

(1) 12個
(2) 8個
(3) 88個
(4) 8個
(5) 84個
(6) 96個

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