ある病原菌を検出する検査法について、以下の確率を求めます。 (1) 陽性と判定される確率。 (2) 陽性と判定されたときに、実際には病原菌がいない確率。 ただし、 - 病原菌がいるときに、陰性と誤って判定される確率は1%。 - 病原菌がいないときに、陽性と誤って判定される確率は2%。 - 全体の1%にこの病原菌がいるとされています。
2025/6/8
1. 問題の内容
ある病原菌を検出する検査法について、以下の確率を求めます。
(1) 陽性と判定される確率。
(2) 陽性と判定されたときに、実際には病原菌がいない確率。
ただし、
- 病原菌がいるときに、陰性と誤って判定される確率は1%。
- 病原菌がいないときに、陽性と誤って判定される確率は2%。
- 全体の1%にこの病原菌がいるとされています。
2. 解き方の手順
(1) 陽性と判定される確率を求める。
- 病原菌がいる事象をA、陽性と判定される事象をBとする。
- 病原菌がいる確率
- 病原菌がいない確率
- 病原菌がいるときに陽性と判定される確率 (1%が陰性なので)
- 病原菌がいないときに陽性と判定される確率
- 陽性と判定される確率は、病原菌がいて陽性と判定される場合と、病原菌がいなくて陽性と判定される場合の和で求められる。
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(2) 陽性と判定されたときに、実際には病原菌がいない確率を求める。
- これは条件付き確率 を求める問題である。
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3. 最終的な答え
(1) 陽性と判定される確率:
(2) 陽性と判定されたときに、実際には病原菌がいない確率: