100gの80℃の熱湯に20℃の物体Aを加えたところ、全体の温度が40℃になった。 (1) 物体Aの熱容量を求める。熱湯の比熱は4.2 J/(g・K)とする。 (2) 物体Aの質量が400gだったとすると、物体Aの比熱を求める。
2025/6/10
1. 問題の内容
100gの80℃の熱湯に20℃の物体Aを加えたところ、全体の温度が40℃になった。
(1) 物体Aの熱容量を求める。熱湯の比熱は4.2 J/(g・K)とする。
(2) 物体Aの質量が400gだったとすると、物体Aの比熱を求める。
2. 解き方の手順
(1) 物体Aの熱容量を求める。
熱湯が失った熱量と物体Aが得た熱量は等しい。
熱湯が失った熱量は、質量 × 比熱 × 温度変化 で計算できる。
物体Aが得た熱量は、熱容量 × 温度変化 で計算できる。
熱湯の質量は100g、比熱は4.2 J/(g・K)、温度変化は80℃ - 40℃ = 40℃。
熱湯が失った熱量 = J
物体Aの温度変化は40℃ - 20℃ = 20℃。
物体Aの熱容量をとすると、物体Aが得た熱量 = J
J/K
(2) 物体Aの比熱を求める。
物体Aの比熱をとすると、物体Aが得た熱量は、質量 × 比熱 × 温度変化 で計算できる。
物体Aの質量は400g、温度変化は20℃。
物体Aが得た熱量 = J
これは、(1)で計算した16800 Jに等しい。
J/(g・K)
3. 最終的な答え
(1) 物体Aの熱容量は840 J/K
(2) 物体Aの比熱は2.1 J/(g・K)