問題5:数列 $a, b, -2$ が等差数列であり、数列 $a, -2, b$ が等比数列であるとき、定数 $a, b$ の値を求めよ。 問題6:初項が $-49$ 、公差が $4$ である等差数列 $\{a_n\}$ において、初項から第何項までの和が最小になるか。また、その和を求めよ。
2025/6/10
1. 問題の内容
問題5:数列 が等差数列であり、数列 が等比数列であるとき、定数 の値を求めよ。
問題6:初項が 、公差が である等差数列 において、初項から第何項までの和が最小になるか。また、その和を求めよ。
2. 解き方の手順
問題5:
数列 が等差数列であるので、
数列 が等比数列であるので、
連立方程式を解く。 を に代入すると、
のとき、
のとき、
問題6:
等差数列 の一般項は、
ここで、、 なので、
等差数列の和 は、
が最小になる を求める。 を平方完成する。
のとき、 は最小となる。
は整数なので、 または が候補となる。
から までの和が最小となるのは、 が負の数のうちで絶対値が最も小さい場合、または かつ となる場合である。
したがって、 のとき、 は最小になる。
したがって、初項から第 項までの和が最小になり、その和は である。
3. 最終的な答え
問題5: または
問題6:初項から第 項までの和が最小になり、その和は である。