放物線 $y = x^2 - 4x - 2k$ と x軸との共有点の個数を、実数 $k$ の値によって場合分けせよ。

代数学二次関数判別式共有点場合分け
2025/6/11

1. 問題の内容

放物線 y=x24x2ky = x^2 - 4x - 2k と x軸との共有点の個数を、実数 kk の値によって場合分けせよ。

2. 解き方の手順

放物線とx軸の共有点の個数は、x24x2k=0x^2 - 4x - 2k = 0 の実数解の個数に等しい。
この2次方程式の判別式を DD とすると、
D=(4)24(1)(2k)=16+8k=8(2+k)D = (-4)^2 - 4(1)(-2k) = 16 + 8k = 8(2+k)
判別式 DD の符号によって、実数解の個数が変わる。
* D>0D > 0 のとき、すなわち 8(2+k)>08(2+k) > 0、つまり k>2k > -2 のとき、実数解は2個。
* D=0D = 0 のとき、すなわち 8(2+k)=08(2+k) = 0、つまり k=2k = -2 のとき、実数解は1個。
* D<0D < 0 のとき、すなわち 8(2+k)<08(2+k) < 0、つまり k<2k < -2 のとき、実数解は0個。

3. 最終的な答え

* k>2k > -2 のとき、共有点の個数は2個
* k=2k = -2 のとき、共有点の個数は1個
* k<2k < -2 のとき、共有点の個数は0個

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