与えられた連立一次方程式について、以下の問いに答える。 (1) 解をもつための $a$ の条件を求める。 (2) $a = -2$ のとき、この連立方程式を解く。 連立一次方程式は、 $\begin{pmatrix} 1 & 1 & 2 \\ 2 & -2 & a \\ 1 & -1 & 1 \end{pmatrix} \begin{pmatrix} x \\ y \\ z \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} 5 \\ 2 \\ 5 \end{pmatrix}$ である。
2025/6/12
1. 問題の内容
与えられた連立一次方程式について、以下の問いに答える。
(1) 解をもつための の条件を求める。
(2) のとき、この連立方程式を解く。
連立一次方程式は、
である。
2. 解き方の手順
(1) 拡大係数行列を作り、行基本変形を行う。
2行目から1行目の2倍を引く。
3行目から1行目を引く。
2行目を-4で割る。
3行目に2行目の2倍を足す。
解をもつための条件は、 であるから、 。
(2) のとき、拡大係数行列は
である。
このとき、変形後の拡大係数行列は
となる。よって、
より 。
より だから であり 。
より だから であり なので 。
したがって、 。
3. 最終的な答え
(1)
(2)