ある動物園の入園料は、大人1人あたり800円、子供1人あたり500円である。30人の団体が団体割引を利用して入園したところ、合計13400円を支払った。団体割引を利用すると、大人は2割引、子供は3割引になる。団体の大人と子供の人数をそれぞれ求める問題である。

代数学連立方程式文章問題割引数量算
2025/6/11

1. 問題の内容

ある動物園の入園料は、大人1人あたり800円、子供1人あたり500円である。30人の団体が団体割引を利用して入園したところ、合計13400円を支払った。団体割引を利用すると、大人は2割引、子供は3割引になる。団体の大人と子供の人数をそれぞれ求める問題である。

2. 解き方の手順

まず、大人の人数を xx 人、子供の人数を yy 人とおく。
合計人数が30人であることから、次の式が成り立つ。
x+y=30x + y = 30
次に、大人と子供の割引後の入園料を計算する。
大人の割引後の入園料は、800円の2割引なので、800×(10.2)=800×0.8=640800 \times (1 - 0.2) = 800 \times 0.8 = 640円となる。
子供の割引後の入園料は、500円の3割引なので、500×(10.3)=500×0.7=350500 \times (1 - 0.3) = 500 \times 0.7 = 350円となる。
合計金額が13400円であることから、次の式が成り立つ。
640x+350y=13400640x + 350y = 13400
上記の2つの式を連立方程式として解く。
まず、x+y=30x + y = 30 を変形して、y=30xy = 30 - x とする。
これを、640x+350y=13400640x + 350y = 13400 に代入する。
640x+350(30x)=13400640x + 350(30 - x) = 13400
640x+10500350x=13400640x + 10500 - 350x = 13400
290x=2900290x = 2900
x=10x = 10
y=30x=3010=20y = 30 - x = 30 - 10 = 20
したがって、大人の人数は10人、子供の人数は20人である。

3. 最終的な答え

大人の人数は10人、子供の人数は20人

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