確率に関する問題です。 (1) 3枚のコインを同時に投げたとき、表が1枚、裏が2枚出る確率を求めます。 (2) 1から20までの整数が書かれた20枚のカードから1枚引いたとき、その数が2の倍数または3の倍数である確率を求めます。 (3) 大小2つのサイコロを同時に投げたとき、 ① 起こりうるすべての組み合わせの数を求めます。 ② 出る目の和が6になる確率を求めます。 ③ 出る目の積が偶数になる確率を求めます。

確率論・統計学確率コインサイコロ倍数場合の数
2025/3/27

1. 問題の内容

確率に関する問題です。
(1) 3枚のコインを同時に投げたとき、表が1枚、裏が2枚出る確率を求めます。
(2) 1から20までの整数が書かれた20枚のカードから1枚引いたとき、その数が2の倍数または3の倍数である確率を求めます。
(3) 大小2つのサイコロを同時に投げたとき、
① 起こりうるすべての組み合わせの数を求めます。
② 出る目の和が6になる確率を求めます。
③ 出る目の積が偶数になる確率を求めます。

2. 解き方の手順

(1)
3枚のコインを投げたとき、すべての組み合わせは23=82^3 = 8通りです。
表が1枚、裏が2枚出る組み合わせは、(表、裏、裏)、(裏、表、裏)、(裏、裏、表)の3通りです。
したがって、求める確率は3/83/8です。
(2)
1から20までの整数のうち、2の倍数は10個、3の倍数は6個あります。
2の倍数かつ3の倍数、つまり6の倍数は3個あります。
2の倍数または3の倍数である数の個数は、
10+63=1310 + 6 - 3 = 13個です。
したがって、求める確率は13/2013/20です。
(3)
① 大小2つのサイコロを投げたとき、それぞれのサイコロの目は1から6のいずれかであるため、起こりうるすべての組み合わせは6×6=366 \times 6 = 36通りです。
② 出る目の和が6になる組み合わせは、(1, 5), (2, 4), (3, 3), (4, 2), (5, 1)の5通りです。
したがって、求める確率は5/365/36です。
③ 出る目の積が偶数になるのは、少なくともどちらか一方のサイコロの目が偶数であるときです。
両方とも奇数になる確率は、(3/6)×(3/6)=9/36=1/4(3/6) \times (3/6) = 9/36 = 1/4です。
したがって、少なくともどちらか一方が偶数になる確率は、11/4=3/41 - 1/4 = 3/4です。

3. 最終的な答え

(1) 38\frac{3}{8}
(2) 1320\frac{13}{20}
(3)
① 36通り
536\frac{5}{36}
34\frac{3}{4}

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