連続する2つの整数の積に、大きい方の整数を加えた数が、大きい方の整数の2乗になることを証明する。

代数学整数証明因数分解式の展開
2025/6/11

1. 問題の内容

連続する2つの整数の積に、大きい方の整数を加えた数が、大きい方の整数の2乗になることを証明する。

2. 解き方の手順

* 連続する2つの整数を nnn+1n+1 とおく。(ただし、nn は整数)
* このとき、大きい方の整数は n+1n+1 である。
* 2つの整数の積に大きい方の整数を加えた数を式で表すと、n(n+1)+(n+1)n(n+1) + (n+1) となる。
* この式を整理する。
n(n+1)+(n+1)=n2+n+n+1n(n+1) + (n+1) = n^2 + n + n + 1
n(n+1)+(n+1)=n2+2n+1n(n+1) + (n+1) = n^2 + 2n + 1
* 右辺を因数分解する。
n2+2n+1=(n+1)2n^2 + 2n + 1 = (n+1)^2
* (n+1)2(n+1)^2 は大きい方の整数 n+1n+1 の2乗である。

3. 最終的な答え

連続する2つの整数を nnn+1n+1 とすると、
n(n+1)+(n+1)=(n+1)2n(n+1) + (n+1) = (n+1)^2
となり、2つの続いた整数の積に、大きい方の整数を加えた数は、大きい方の整数の2乗になることが証明された。

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