1個200円の梨と1個80円の柿を合わせて20個買う。代金の合計を4000円以下にしたい。 (1) 梨を $x$ 個買うとき、柿の個数を $x$ を用いて表す。 (2) この問題の条件を不等式で表す。 (3) 梨は最大で何個買えるか答える。

代数学不等式文章題一次不等式数量関係
2025/6/12

1. 問題の内容

1個200円の梨と1個80円の柿を合わせて20個買う。代金の合計を4000円以下にしたい。
(1) 梨を xx 個買うとき、柿の個数を xx を用いて表す。
(2) この問題の条件を不等式で表す。
(3) 梨は最大で何個買えるか答える。

2. 解き方の手順

(1) 梨を xx 個買うとき、柿の個数は合計の個数から梨の個数を引けば求められるので、20x20-x 個となる。
(2) 梨 xx 個の代金は 200x200x 円、柿 20x20-x 個の代金は 80(20x)80(20-x) 円である。代金の合計が4000円以下なので、不等式は次のようになる。
200x+80(20x)4000200x + 80(20-x) \le 4000
(3) 上記の不等式を解いて、xx の最大値を求める。
200x+160080x4000200x + 1600 - 80x \le 4000
120x2400120x \le 2400
x20x \le 20
梨の個数は20個以下でなければならない。問題文より梨と柿を合わせて20個買うので、xx のとりうる値は、0x200 \le x \le 20 の範囲の整数。
120x2400120x \le 2400 を満たす最大の整数 xx は 20。したがって、梨は最大で20個買える。

3. 最終的な答え

(1) 20x20-x
(2) 200x+80(20x)4000200x + 80(20-x) \le 4000
(3) 20個

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