ある店の先月の商品Aと商品Bの販売数の合計は860個でした。今月の販売数は、先月と比べて、商品Aは5%減少し、商品Bは10%増加し、全体で50個増加しました。今月の商品Aと商品Bの販売数の関係として正しいものを、選択肢から選びます。

代数学連立方程式文章問題割合代数
2025/6/14

1. 問題の内容

ある店の先月の商品Aと商品Bの販売数の合計は860個でした。今月の販売数は、先月と比べて、商品Aは5%減少し、商品Bは10%増加し、全体で50個増加しました。今月の商品Aと商品Bの販売数の関係として正しいものを、選択肢から選びます。

2. 解き方の手順

まず、先月のAの販売数を xx、Bの販売数を yy とします。
先月の販売数の合計は860個なので、
x+y=860x + y = 860
今月の販売数は、Aが5%減少し、Bが10%増加し、全体で50個増加したので、
0.05x+0.1y=50-0.05x + 0.1y = 50
上記の2つの式を連立方程式として解きます。
まず、最初の式から yy を求めます。
y=860xy = 860 - x
これを2番目の式に代入します。
0.05x+0.1(860x)=50-0.05x + 0.1(860 - x) = 50
0.05x+860.1x=50-0.05x + 86 - 0.1x = 50
0.15x=5086-0.15x = 50 - 86
0.15x=36-0.15x = -36
x=360.15=360.15=360015=240x = \frac{-36}{-0.15} = \frac{36}{0.15} = \frac{3600}{15} = 240
x=240x = 240
次に、yy を求めます。
y=860x=860240=620y = 860 - x = 860 - 240 = 620
y=620y = 620
したがって、先月の販売数は、Aが240個、Bが620個でした。
次に、今月の販売数を計算します。
今月のAの販売数 = 240×(10.05)=240×0.95=228240 \times (1 - 0.05) = 240 \times 0.95 = 228
今月のBの販売数 = 620×(1+0.1)=620×1.1=682620 \times (1 + 0.1) = 620 \times 1.1 = 682
今月の販売数の差を計算します。
228682=454228 - 682 = -454
よって、Aの販売数はBの販売数より454個少ないです。
または、Bの販売数はAの販売数より454個多いです。
選択肢から該当するものを選びます。

3. 最終的な答え

⑤ 商品Bの販売数は、商品Aの販売数より454個多い。

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