2つの続いた奇数の和は4の倍数になることを、文字を使って説明してください。

代数学整数の性質証明代数
2025/6/12

1. 問題の内容

2つの続いた奇数の和は4の倍数になることを、文字を使って説明してください。

2. 解き方の手順

まず、連続する2つの奇数を文字を使って表します。
整数nnを用いて、1つ目の奇数を2n+12n+1と表すことができます。
次の奇数は、この奇数に2を加えたものなので、2n+32n+3と表すことができます。
これらの2つの奇数の和を計算します。
(2n+1)+(2n+3)(2n+1) + (2n+3)
この式を整理します。
4n+44n + 4
この式を因数分解します。
4(n+1)4(n+1)
n+1n+1は整数なので、4(n+1)4(n+1)は4の倍数になります。
したがって、2つの続いた奇数の和は4の倍数になることが証明できました。

3. 最終的な答え

整数nnを用いて、連続する2つの奇数は 2n+12n+12n+32n+3 と表せる。
これらの和は (2n+1)+(2n+3)=4n+4=4(n+1)(2n+1) + (2n+3) = 4n+4 = 4(n+1) となる。
n+1n+1 は整数であるから、4(n+1)4(n+1) は4の倍数である。
よって、2つの続いた奇数の和は4の倍数になる。

「代数学」の関連問題

$x, y$ は実数とします。次の命題の真偽を調べ、その逆、対偶、裏を述べ、それらの真偽を調べてください。 (1) $x > y \implies x - y > 0$ (2) $xy \neq 0 ...

命題真偽論理不等式実数
2025/6/13

$x, y$ は実数とする。次の条件の否定を述べよ。 (1) $x \ge 0$ かつ $y \ge 0$ (2) $x = 0$ または $y = 0$ (3) $x, y$ はともに有理数

論理否定実数
2025/6/13

問題は、与えられた条件が他の条件を満たすための必要条件、十分条件、または必要十分条件のどれであるかを判断することです。 (1) $\triangle ABC$が正三角形であることは、$\triangl...

必要条件十分条件必要十分条件不等式絶対値条件
2025/6/13

与えられた3つの連立一次方程式を解きます。 (1) $2x - y - z = -5$ $4x - 5y - 2z = -1$ $-2x + 3y + z = 3$ (2) $x_1 + 2x_2 -...

連立一次方程式線形代数方程式の解法
2025/6/13

与えられた連立一次方程式を解く問題です。連立方程式は以下の通りです。 $2x - y - z = -5$ $4x - 5y - 2z = -1$ $-2x + 3y + z = 3$

連立一次方程式方程式の解線形代数
2025/6/13

## 連立一次方程式を解く

連立一次方程式ガウスの消去法線形代数
2025/6/13

与えられた2つの行列の階数を求めます。行列は以下の通りです。 (1) $\begin{pmatrix} 1 & 2 & 1 \\ -2 & -1 & -2 \\ 2 & 1 & 1 \end{pma...

線形代数行列階数掃き出し法
2025/6/13

与えられた二つの行列を階段行列に変形する問題です。

行列階段行列線形代数行列の基本変形
2025/6/13

与えられた行列を階段行列に変形する問題です。具体的には、以下の2つの行列をそれぞれ階段行列に変形します。 (1) $\begin{pmatrix} -1 & 1 & -2 \\ 3 & -2 & 1 ...

線形代数行列階段行列掃き出し法
2025/6/13

与えられた2つの行列をそれぞれ階段行列に変形する問題です。

線形代数行列階段行列行列の基本変形
2025/6/13