1. 問題の内容
関数 の第11次導関数を求めよ。
2. 解き方の手順
ライプニッツの公式を用いる。ライプニッツの公式とは、2つの関数 と の積の 次導関数を求めるための公式で、次の式で表される。
ここで は二項係数であり、 で計算される。
また、 は の 次導関数、 は の 次導関数を表す。
この問題では、、 とおく。
の導関数を計算すると、次のようになる。
以降、全ての高階導関数は0となる。
の導関数を計算すると、次のようになる。
として、ライプニッツの公式を適用する。
が0でないのは、 のとき、つまり、 のときのみである。よって、計算する必要があるのは、 の場合である。
3. 最終的な答え
もしくは