与えられた関数の定義域と値域を求め、さらに逆関数を求め、その定義域と値域も述べ、もとの関数と逆関数のグラフを同一の座標平面上に描く。ただし、関数が具体的に示されていないので、一般的な解法を説明する。
2025/6/13
1. 問題の内容
与えられた関数の定義域と値域を求め、さらに逆関数を求め、その定義域と値域も述べ、もとの関数と逆関数のグラフを同一の座標平面上に描く。ただし、関数が具体的に示されていないので、一般的な解法を説明する。
2. 解き方の手順
(1) 関数の定義域を求める:
関数の定義域とは、関数に代入できる の値の範囲のことです。関数が分数関数であれば分母が0にならないように、根号を含む関数であれば根号の中が負にならないように、定義域を定める必要があります。
(2) 関数の値域を求める:
関数の値域とは、定義域の全ての に対して関数が取りうる値 の範囲のことです。関数の式やグラフから値域を求めます。微分などを用いて最大値・最小値を求めることもあります。
(3) 逆関数を求める:
関数 の逆関数を求めるには、まず について解きます。つまり、 の形にします。次に、 と を入れ替えます。すると、 が逆関数となります。
(4) 逆関数の定義域を求める:
逆関数の定義域は、元の関数の値域になります。
(5) 逆関数の値域を求める:
逆関数の値域は、元の関数の定義域になります。
(6) グラフを描く:
元の関数と逆関数のグラフを同一の座標平面上に描きます。逆関数のグラフは、元の関数のグラフを直線 に関して対称に折り返したものになります。
具体例として、関数 () について考えてみましょう。
(1) 定義域:
(2) 値域:
(3) 逆関数: より、とを入れ替えて、
(4) 逆関数の定義域:(元の関数の値域)
(5) 逆関数の値域:(元の関数の定義域)
(6) グラフ: () と のグラフを描きます。
3. 最終的な答え
具体的な関数の式が与えられていないため、一般的な解き方と具体例を示しました。問題文に具体的な関数が与えられれば、それを用いて上記の手順に従って定義域、値域、逆関数、逆関数の定義域、逆関数の値域を求め、グラフを描くことができます。