(1) 分割表としてデータを要約するのに適していない変数を、選択肢の中から選びます。ただし、量的変数を質的変数として扱うことは考えません。 (2) クラメールの連関係数(クラメールのV)に関する記述のうち、適切でないものをすべて選びます。 (3) 偽陽性 (FP: False Positive) の意味として適切なものを選択肢から選びます。
2025/6/14
はい、承知いたしました。問題を解いていきます。
1. 問題の内容
(1) 分割表としてデータを要約するのに適していない変数を、選択肢の中から選びます。ただし、量的変数を質的変数として扱うことは考えません。
(2) クラメールの連関係数(クラメールのV)に関する記述のうち、適切でないものをすべて選びます。
(3) 偽陽性 (FP: False Positive) の意味として適切なものを選択肢から選びます。
2. 解き方の手順
(1) 分割表に適さない変数
分割表は、カテゴリカルデータ(質的データ)を要約するために使用されます。選択肢の中で、温度は量的データであるため、分割表で直接要約するには適していません。他の選択肢(性別、血液型、職業)はすべてカテゴリカルデータです。
(2) クラメールの連関係数
クラメールの連関係数Vは、2つのカテゴリカル変数間の関連性の強さを示す指標です。値は0から1の間を取り、1に近いほど関連性が強く、0に近いほど関連性が弱いことを意味します。
* 選択肢1: V = 0.95 の場合、関連性が強いと判断するのが適切です。したがって、**近いものと判断する**というのは適切です。
* 選択肢2: V = 0.95 の場合、関連性が強いと判断するのが適切です。したがって、**遠いものと判断する**というのは不適切です。
* 選択肢3: V = 0.05 の場合、関連性が弱いと判断するのが適切です。したがって、**遠いものと判断する**というのは適切です。
* 選択肢4: V = 0.05 の場合、関連性が弱いと判断するのが適切です。したがって、**近いものと判断する**というのは不適切です。
したがって、適切でないのは選択肢2と4です。
(3) 偽陽性 (False Positive)
偽陽性とは、実際にはNegativeであるのに、Positiveであると誤って判定されることです。つまり、「実際にはNegativeで、予測値がPositiveのもの」が偽陽性です。
3. 最終的な答え
(1)
4. 温度
(2) 2 と 4
(3)