与えられた命題を p→q と表すと、p は ∣2x−1∣−x≥0、q は x≥1 となります。 * **逆:** q→p なので、「x≥1 ならば ∣2x−1∣−x≥0」。選択肢の③がこれに該当するので、1の解答は③です。 * **裏:** ¬p→¬q なので、「∣2x−1∣−x<0 ならば x<1」。選択肢の⑤がこれに該当するので、3の解答は⑤です。 * **対偶:** ¬q→¬p なので、「x<1 ならば ∣2x−1∣−x<0」。選択肢の②がこれに該当するので、5の解答は②です。 次に、それぞれの真偽を判断します。
* **逆(x≥1 ならば ∣2x−1∣−x≥0):** x≥1 のとき、2x−1≥1>0 なので、∣2x−1∣=2x−1。 したがって、∣2x−1∣−x=2x−1−x=x−1≥0。 よって、これは真なので、2の解答は①です。
* **裏(∣2x−1∣−x<0 ならば x<1):** ∣2x−1∣−x<0 は ∣2x−1∣<x と同値。 場合分けして考えます。
(i) x≥21 のとき、2x−1<x より x<1。このとき21≤x<1。 (ii) x<21 のとき、−(2x−1)<x より −2x+1<x。よって 1<3x, つまり x>31。このとき31<x<21。 よって、31<x<1。したがって、∣2x−1∣−x<0 ならば x<1は真なので、4の解答は①です。 * **対偶(x<1 ならば ∣2x−1∣−x<0):** 上記で示したように、対偶は裏の否定なので、裏が真であれば対偶も真となります。
対偶は真なので、6の解答は①です。