射的を4回行い、10点、20点、30点、50点の的に当たった。 1回目と2回目の点数の平均は3回目の点数と等しい。 1回目と3回目の点数の平均は4回目の点数と等しい。 このとき、2回目の点数を求める。
2025/6/14
1. 問題の内容
射的を4回行い、10点、20点、30点、50点の的に当たった。
1回目と2回目の点数の平均は3回目の点数と等しい。
1回目と3回目の点数の平均は4回目の点数と等しい。
このとき、2回目の点数を求める。
2. 解き方の手順
1回目の点数を 、2回目の点数を 、3回目の点数を 、4回目の点数を とする。
問題文より、以下の式が成り立つ。
また、 は 10, 20, 30, 50 のいずれかの値を取り、全て異なる。
最初の式を変形すると 。
2番目の式を変形すると 。
より、 は偶数なので、 と は偶数同士か奇数同士。
つまり、 と は (10, 20)、(10, 30)、(20, 50)、(30, 50) のいずれかの組み合わせになる。
より、 は偶数なので、 と は偶数同士か奇数同士。
つまり、 と は (10, 20)、(10, 30)、(20, 50)、(30, 50) のいずれかの組み合わせになる。
の場合:
より、。 は 以外の 20, 30, 50 のいずれか。
より、。 は 以外の 20, 30, 50 のいずれか。
(i) のとき、 より 。これは不適。
(ii) のとき、 より 。
より 。これは不適。
(iii) のとき、 より 。
より 。
となり、条件を満たす。
の場合:
より、。 は 以外の 10, 30, 50 のいずれか。
より、。 は 以外の 10, 30, 50 のいずれか。
(i) のとき、 より 。これは不適。
(ii) のとき、 より 。これは不適。
(iii) のとき、 より 。これは不適。
の場合:
より、。 は 以外の 10, 20, 50 のいずれか。
より、。 は 以外の 10, 20, 50 のいずれか。
(i) のとき、 より 。
より 。これは不適。
(ii) のとき、 より 。これは不適。
の場合:
より、。 は 以外の 10, 20, 30 のいずれか。
より、。 は 以外の 10, 20, 30 のいずれか。
(i) のとき、 より 。
より 。これは不適。
(ii) のとき、 より 。これは不適。
(iii) のとき、 より 。これは不適。
したがって、 の場合のみ条件を満たす。
3. 最終的な答え
50 点