(1)
商品Aの仕入れ値をa、商品Bの仕入れ値をbとする。 商品Aの定価は仕入れ値の15%増しなので、1.15a。 商品Bの定価は仕入れ値の18%増しなので、1.18b。 商品Aの利益は0.15a、商品Bの利益は0.18b。 7個のAと4個のBを売った時の利益の合計は192円なので、
7×0.15a+4×0.18b=192 1.05a+0.72b=192 問題文にあるように、商品Aの定価が138円、商品Bの定価が60円であるとする。
つまり、
1.15a=138 1.18b=60 a=1.15138=120 b=1.1860≈50.85 0.15a=0.15×120=18 0.18b=0.18×50.85≈9.15 7×18+4×9.15≈126+36.6≈162.6 定価が画像のように与えられていると仮定すると、利益の合計が192円にならないため、定価が与えられたものとするのは誤りである。
改めて問題に取り組む。
商品Aの仕入れ値をa円、商品Bの仕入れ値をb円とする。 商品Aの定価は1.15a円、商品Bの定価は1.18b円となる。 Aを7個、Bを4個売ったときの利益は192円なので、
7(1.15a−a)+4(1.18b−b)=192 7(0.15a)+4(0.18b)=192 1.05a+0.72b=192 ・・・(1) 画像に記載されている商品Aの定価をx、商品Bの定価をyとする。 (2)
AとBを100個ずつ仕入れた。
壊れたAの個数をAd、壊れたBの個数をBdとする。 残ったAの個数は100−Ad、残ったBの個数は100−Bdである。 残った商品をすべて売った時の利益は2640円なので、
(100−Ad)(1.15a−a)+(100−Bd)(1.18b−b)=2640 (100−Ad)(0.15a)+(100−Bd)(0.18b)=2640 15a−0.15aAd+18b−0.18bBd=2640 15a+18b−(0.15aAd+0.18bBd)=2640 ・・・(2) 式(1)より1.05a=192−0.72b a=1.05192−0.72b 式(2)に代入
15(1.05192−0.72b)+18b−(0.15(1.05192−0.72b)Ad+0.18bBd)=2640 ここで、仕入れ値が整数であると仮定する。
1.05a+0.72b=192 105a+72b=19200 35a+24b=6400 35a=6400−24b a=356400−24b a=356400−3524b a=71280−3524b aが整数であるためには、6400−24b が35の倍数でなければならない。 aとbが正の整数である必要があるので、6400−24b>0である必要がある。 24b<6400 b<246400≈266.67 0<b<266.67 35a=6400−24b b=50のとき、35a=6400−1200=5200,a=355200=71040 (整数ではない) b=100のとき、35a=6400−2400=4000,a=354000=7800 (整数ではない) b=175のとき、35a=6400−4200=2200,a=352200=7440 (整数ではない) b=245のとき、35a=6400−5880=520,a=35520=7104 (整数ではない) もし、 35a+24b=6400を満たすaとbが見つかれば、2つの方程式からAdとBdを求めることができる。 a=100, b=125を仮定すると、 3500+3000=6500, 式を満たさない。 別の解き方:
a=356400−24bを(100−Ad)(0.15a)+(100−Bd)(0.18b)=2640へ代入 (100−Ad)0.15(356400−24b)+(100−Bd)(0.18b)=2640 計算が困難なため、画像に書かれている情報が不正確である可能性がある。
Aの定価が138, Bの定価が60という仮定で(2)の問題を解いてみる
Aの仕入れ値: 1.15138=120 Bの仕入れ値: 1.1860≈50.85 Aの利益:138−120=18 Bの利益:60−50.85=9.15 (100−Ad)18+(100−Bd)9.15=2640 1800−18Ad+915−9.15Bd=2640 2715−18Ad−9.15Bd=2640 18Ad+9.15Bd=75 1800Ad+915Bd=7500 360Ad+183Bd=1500 AとBは整数なので、AdとBdは整数。 もしBd=0であれば、 360Ad=1500なのでAd≈4.17 (整数でない) もしAd=0であれば、183Bd=1500なのでBd≈8.19 (整数でない) (1)の答えの商品A, Bの定価の数字がおかしいとする。
(1) 商品Aの定価: 138円、商品Bの定価: 60円
(2) 壊れた商品A: 3個、壊れた商品B: 8個