与えられた複数の点について、線分の内分点、外分点、および三角形の重心の座標を求める問題です。

幾何学座標内分点外分点中点重心線分
2025/6/15

1. 問題の内容

与えられた複数の点について、線分の内分点、外分点、および三角形の重心の座標を求める問題です。

2. 解き方の手順

各問題について、以下の手順で解きます。
(1) 2点 A(-1, 6), B(3, 2) を 3:1 に内分する点
内分点の公式: (mx2+nx1m+n,my2+ny1m+n)(\frac{mx_2 + nx_1}{m+n}, \frac{my_2 + ny_1}{m+n})
x=3(3)+1(1)3+1=914=84=2x = \frac{3(3) + 1(-1)}{3+1} = \frac{9-1}{4} = \frac{8}{4} = 2
y=3(2)+1(6)3+1=6+64=124=3y = \frac{3(2) + 1(6)}{3+1} = \frac{6+6}{4} = \frac{12}{4} = 3
(2) 2点 A(-1, 6), B(3, 2) の中点
中点の公式: (x1+x22,y1+y22)(\frac{x_1 + x_2}{2}, \frac{y_1 + y_2}{2})
x=1+32=22=1x = \frac{-1+3}{2} = \frac{2}{2} = 1
y=6+22=82=4y = \frac{6+2}{2} = \frac{8}{2} = 4
(3) 2点 A(-1, 6), B(3, 2) を 2:3 に外分する点
外分点の公式: (mx2nx1mn,my2ny1mn)(\frac{mx_2 - nx_1}{m-n}, \frac{my_2 - ny_1}{m-n})
x=2(3)3(1)23=6+31=91=9x = \frac{2(3) - 3(-1)}{2-3} = \frac{6+3}{-1} = \frac{9}{-1} = -9
y=2(2)3(6)23=4181=141=14y = \frac{2(2) - 3(6)}{2-3} = \frac{4-18}{-1} = \frac{-14}{-1} = 14
(4) 2点 A(5, -2), B(-3, 2) を 1:3 に内分する点
x=1(3)+3(5)1+3=3+154=124=3x = \frac{1(-3) + 3(5)}{1+3} = \frac{-3+15}{4} = \frac{12}{4} = 3
y=1(2)+3(2)1+3=264=44=1y = \frac{1(2) + 3(-2)}{1+3} = \frac{2-6}{4} = \frac{-4}{4} = -1
(5) 2点 A(-4, -2), B(1, 8) を 3:5 に内分する点
x=3(1)+5(4)3+5=3208=178x = \frac{3(1) + 5(-4)}{3+5} = \frac{3-20}{8} = \frac{-17}{8}
y=3(8)+5(2)3+5=24108=148=74y = \frac{3(8) + 5(-2)}{3+5} = \frac{24-10}{8} = \frac{14}{8} = \frac{7}{4}
(6) 3点 A(-4, -1), B(-3, 6), C(5, -4) の重心
重心の公式: (x1+x2+x33,y1+y2+y33)(\frac{x_1+x_2+x_3}{3}, \frac{y_1+y_2+y_3}{3})
x=43+53=23x = \frac{-4-3+5}{3} = \frac{-2}{3}
y=1+643=13y = \frac{-1+6-4}{3} = \frac{1}{3}
(7) 3点 A(1, 1), B(-2, 3), C(4, 2) の重心
x=12+43=33=1x = \frac{1-2+4}{3} = \frac{3}{3} = 1
y=1+3+23=63=2y = \frac{1+3+2}{3} = \frac{6}{3} = 2

3. 最終的な答え

(1) (2, 3)
(2) (1, 4)
(3) (-9, 14)
(4) (3, -1)
(5) (-17/8, 7/4)
(6) (-2/3, 1/3)
(7) (1, 2)

「幾何学」の関連問題

座標平面に描かれた長方形の面積を二等分する直線の方程式に関する記述が5つある。正しい記述の数を答える問題である。

座標平面長方形面積直線の方程式幾何
2025/6/15

点 $A(2, -1, 0)$ で $xy$ 平面と接し、半径が $3$ の球面の式を求める問題です。

球面空間図形座標
2025/6/15

半径1の円に内接する三角形ABCについて、ベクトルに関する式 $-5\overrightarrow{OA}+7\overrightarrow{OB}+8\overrightarrow{OC}=\ove...

ベクトル三角形面積
2025/6/15

半径5cm、中心角90°のおうぎ形を、直線lを軸として1回転させたときにできる立体の表面積を求める問題です。円周率は$\pi$とします。

表面積おうぎ形回転体半球円錐
2025/6/15

(1) 3点P(1, 3, 3), Q(3, 3, 1), R(4, 2, 5) に対して、ベクトル $\overrightarrow{PQ} \times \overrightarrow{PR}$ ...

ベクトル外積平面の方程式空間ベクトル面積
2025/6/15

点Oを中心とする半径1の円に内接する三角形ABCにおいて、$-5\vec{OA} + 7\vec{OB} + 8\vec{OC} = \vec{0}$が成り立つ。直線OAと直線BCの交点をPとするとき...

ベクトル三角形面積内積
2025/6/15

与えられた3倍角の公式 $3\alpha = 2\alpha + \alpha$ を利用して、以下の等式を証明する。 (1) $\sin 3\alpha = 3\sin \alpha - 4\sin^...

三角関数加法定理倍角の公式3倍角の公式三角恒等式
2025/6/15

円 $x^2 + y^2 - 2y = 0$ と直線 $y = mx - 3$ が異なる2点で交わるとき、定数 $m$ の値の範囲を求め、また、直線が円によって切り取られる弦の長さを求めます。

直線交点弦の長さ距離不等式
2025/6/15

四角形 $ABCD$ の外側に、直角二等辺三角形 $\triangle PAB$, $\triangle QBC$, $\triangle RCD$, $\triangle SDA$ を作る。ただし、...

幾何複素数平面直角二等辺三角形四角形ベクトル証明
2025/6/15

2つの円、円① $x^2 + y^2 = 4$ と円② $x^2 + y^2 - 4x - 2y + 4 = 0$ が与えられています。 (1) 2つの円の交点を通る直線の方程式を求めます。 (2) ...

交点方程式座標平面
2025/6/15