点Oを中心とする半径1の円に内接する三角形ABCにおいて、$-5\vec{OA} + 7\vec{OB} + 8\vec{OC} = \vec{0}$が成り立つ。直線OAと直線BCの交点をPとするとき、線分BC, OPの長さを求めよ。さらに三角形ABCの面積を求めよ。
2025/6/15
1. 問題の内容
点Oを中心とする半径1の円に内接する三角形ABCにおいて、が成り立つ。直線OAと直線BCの交点をPとするとき、線分BC, OPの長さを求めよ。さらに三角形ABCの面積を求めよ。
2. 解き方の手順
(1) をで表す。
より、
点Pは直線BC上にあるので、と表せる。
との係数の和が1になるように変形すると、
よって、
(2) OPの長さを求める。
より、
(3) BCの長さを求める。
より、点Pは線分OAを1:2に内分する点である。
点Pは直線BC上の点であるから、である。
である。
(4) , とおくと、
三角形OBCの面積は、
(5) 三角形ABCの面積を求める。
, より、
よって、
3. 最終的な答え
BC =
OP =
三角形ABCの面積 =