1. 問題の内容
半径5cm、中心角90°のおうぎ形を、直線lを軸として1回転させたときにできる立体の表面積を求める問題です。円周率はとします。
2. 解き方の手順
おうぎ形を回転させると、半径5cmの半球と、底面の半径が5cm、高さが5cmの円錐の側面ができると考えられます。
まず、半球の表面積を求めます。半球の表面積は、半径の球の表面積の半分であるで求められます。
次に、円錐の側面のおうぎ形の中心角を求めます。円錐の底面の円周はで求められます。ここで、は円錐の底面の半径であり、この場合は5cmです。
円錐の母線の長さは5cmであり、側面のおうぎ形の半径も5cmです。よって、円錐の側面のおうぎ形の面積は、で計算できます。ここで、は底面の半径、は母線の長さです。
表面積は、半球の表面積と円錐の側面積を足し合わせることで求められます。
半球の表面積:
円錐の側面積:
求める立体の表面積 = 半球の表面積 + 円錐の側面積
3. 最終的な答え
cm