半径5cm、中心角90°のおうぎ形を、直線lを軸として1回転させたときにできる立体の表面積を求める問題です。円周率は$\pi$とします。

幾何学表面積おうぎ形回転体半球円錐
2025/6/15

1. 問題の内容

半径5cm、中心角90°のおうぎ形を、直線lを軸として1回転させたときにできる立体の表面積を求める問題です。円周率はπ\piとします。

2. 解き方の手順

おうぎ形を回転させると、半径5cmの半球と、底面の半径が5cm、高さが5cmの円錐の側面ができると考えられます。
まず、半球の表面積を求めます。半球の表面積は、半径rrの球の表面積の半分である2πr22\pi r^2で求められます。
次に、円錐の側面のおうぎ形の中心角を求めます。円錐の底面の円周は2πr2\pi rで求められます。ここで、rrは円錐の底面の半径であり、この場合は5cmです。
円錐の母線の長さは5cmであり、側面のおうぎ形の半径も5cmです。よって、円錐の側面のおうぎ形の面積は、S=πrlS = \pi r lで計算できます。ここで、rrは底面の半径、llは母線の長さです。
表面積は、半球の表面積と円錐の側面積を足し合わせることで求められます。
半球の表面積:
2πr2=2π(52)=2π(25)=50π2\pi r^2 = 2 \pi (5^2) = 2 \pi (25) = 50\pi
円錐の側面積:
S=πrl=π(5)(5)=25πS = \pi r l = \pi (5) (5) = 25\pi
求める立体の表面積 = 半球の表面積 + 円錐の側面積
50π+25π=75π50\pi + 25\pi = 75\pi

3. 最終的な答え

75π75\pi cm2^2

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