問題は、円と直線に関するいくつかの穴埋め問題です。具体的には、以下の内容を答える必要があります。 - 2直線の位置関係 - 点と直線の距離 - 円の方程式 - 円と直線の共有点 - 円の接線の方程式

幾何学直線円の方程式直線の位置関係点と直線の距離接線
2025/6/15

1. 問題の内容

問題は、円と直線に関するいくつかの穴埋め問題です。具体的には、以下の内容を答える必要があります。
- 2直線の位置関係
- 点と直線の距離
- 円の方程式
- 円と直線の共有点
- 円の接線の方程式

2. 解き方の手順

**

1. 2直線の位置関係**

(1) 4x3y=04x - 3y = 0x2y4=0x - 2y - 4 = 0
一方の式を yy について解くと、y=43xy = \frac{4}{3}xy=12x2y = \frac{1}{2}x - 2.
傾きが異なるので、1点で交わります。
(2) 4x2y+5=04x - 2y + 5 = 0y=2(x1)=2x2y = 2(x-1) = 2x - 2
一方の式を yy について解くと、y=2x+52y = 2x + \frac{5}{2}y=2x2y = 2x - 2.
傾きが同じで、切片が異なるので、平行です。
**

2. 点と直線の距離**

(x0,y0)(x_0, y_0) と直線 ax+by+c=0ax + by + c = 0 の距離 dd は、以下の式で計算できます。
d=ax0+by0+ca2+b2d = \frac{|ax_0 + by_0 + c|}{\sqrt{a^2 + b^2}}
直線の方程式は 4x3y5=04x - 3y - 5 = 0 です。
(1) 点 (1,2)(-1, 2) の場合、d=4(1)3(2)542+(3)2=46516+9=155=3d = \frac{|4(-1) - 3(2) - 5|}{\sqrt{4^2 + (-3)^2}} = \frac{|-4 - 6 - 5|}{\sqrt{16 + 9}} = \frac{15}{5} = 3
(2) 点 (3,5)(3, -5) の場合、d=4(3)3(5)542+(3)2=12+15516+9=225d = \frac{|4(3) - 3(-5) - 5|}{\sqrt{4^2 + (-3)^2}} = \frac{|12 + 15 - 5|}{\sqrt{16 + 9}} = \frac{22}{5}
(3) 原点 (0,0)(0, 0) の場合、d=4(0)3(0)542+(3)2=516+9=55=1d = \frac{|4(0) - 3(0) - 5|}{\sqrt{4^2 + (-3)^2}} = \frac{|-5|}{\sqrt{16 + 9}} = \frac{5}{5} = 1
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3. 円の方程式**

(1) 中心 (1,2)(1, 2), 半径 55 の円の方程式は、(x1)2+(y2)2=52=25(x - 1)^2 + (y - 2)^2 = 5^2 = 25
(2) 中心が原点、半径 22 の円の方程式は、x2+y2=22=4x^2 + y^2 = 2^2 = 4
(3) 円 x2+y2=8x^2 + y^2 = 8 と直線 y=xy = x の共有点の座標は、連立方程式を解いて求めます。
x2+x2=8x^2 + x^2 = 8
2x2=82x^2 = 8
x2=4x^2 = 4
x=±2x = \pm 2
y=xy = x より、x=2x = 2 のとき y=2y = 2, x=2x = -2 のとき y=2y = -2.
共有点の座標は (2,2)(2, 2)(2,2)(-2, -2) です。
(4) 円 x2+y2=8x^2 + y^2 = 8 と直線 y=x+4y = x + 4 の共有点の座標は、連立方程式を解いて求めます。
x2+(x+4)2=8x^2 + (x + 4)^2 = 8
x2+x2+8x+16=8x^2 + x^2 + 8x + 16 = 8
2x2+8x+8=02x^2 + 8x + 8 = 0
x2+4x+4=0x^2 + 4x + 4 = 0
(x+2)2=0(x + 2)^2 = 0
x=2x = -2
y=x+4=2+4=2y = x + 4 = -2 + 4 = 2
共有点の座標は (2,2)(-2, 2) です。共有点の個数は1個です。
共有点の個数が1個のとき、円と直線は接するという。
**

4. 円の接線の方程式**

(1) 円 x2+y2=r2x^2 + y^2 = r^2 上の点 (x1,y1)(x_1, y_1) における接線の方程式は、x1x+y1y=r2x_1x + y_1y = r^2 と表されます。
(2) 円 x2+y2=25x^2 + y^2 = 25 上の点 (3,4)(3, 4) における接線の方程式は、3x+4y=253x + 4y = 25 と表されます。
(3) 円 x2+y2=13x^2 + y^2 = 13 上の点 (3,2)(-3, 2) における接線の方程式は、3x+2y=13-3x + 2y = 13 と表されます。

3. 最終的な答え

1.

(1) 1点で交わる
(2) 平行である

2.

(1) 3
(2) 225\frac{22}{5}
(3) 1

3.

1: 2
2: 2
3: 25
4: 4
5: 2, 2
6: -2, -2
7: -2, 2
8: 接する

4.

1: y1yy_1y
2: r2r^2
3: 4y4y
4: 25
5: 3x+2y=13-3x + 2y = 13

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