(a) v1=2u1+u2−3u3,v2=u1−u2+u3,v3=u1+2u2+4u3 これらのベクトルを列ベクトルとして並べた行列を A とすると、 A=21−31−11124 det(A)=2(−4−2)−1(4+3)+1(1−3)=−12−7−2=−21=0 行列式が0でないので、v1,v2,v3 は一次独立です。 (b) v1=2u1+u2−u3−u4,v2=u1−u2+2u3+u4,v3=u1−u2+u3−u4,v4=2u1+u2−2u3−3u4 これらのベクトルを列ベクトルとして並べた行列を B とすると、 B=21−1−11−1211−11−121−2−3 det(B)=21−1−11−1211−11−121−2−3 行列式の計算は複雑になるため、行基本変形によって階段行列に変形します。
1行目と2行目を入れ替えます。
12−1−1−1121−111−112−2−3 2行目から1行目の2倍を引きます。3行目に1行目を足します。4行目に1行目を足します。
1000−1310−130−210−1−2 2行目を3で割ります。
1000−1110−110−210−1−2 3行目から2行目を引きます。
1000−1100−11−1−210−1−2 4行目から3行目の2倍を引きます。
1000−1100−11−1010−10 行列式は 0 となります。したがって、v1,v2,v3,v4 は一次従属です。 (c) v1=u1+u2−u3−2u5,v2=2u1−u2+u3−u4+u5,v3=2u1−u3+u4−3u5,v4=u1+u2−3u4−2u5 これらのベクトルを列ベクトルとして並べた行列を C とすると、 C=11−10−22−11−1120−11−3110−3−2 行列 C は 5x4 の行列なので、v1,v2,v3,v4 は必ず一次従属になります。