最初の問題は、$1, 3, 5, \dots$ 円の奇数金額のコインがたくさんあるときに、$n$ 円を支払うコインの組み合わせの総数を $OP_n$ で表す場合、$OP_{11}$ を求める問題です。 次の問題は、1から9までの数字が書かれた9枚のカードから4枚を選んで並べ、2桁の数を2組作ったとき、その和が93となるような2桁の数の組み合わせが何通りあるかを求める問題です。

算数組み合わせ場合の数整数
2025/6/18

1. 問題の内容

最初の問題は、1,3,5,1, 3, 5, \dots 円の奇数金額のコインがたくさんあるときに、nn 円を支払うコインの組み合わせの総数を OPnOP_n で表す場合、OP11OP_{11} を求める問題です。
次の問題は、1から9までの数字が書かれた9枚のカードから4枚を選んで並べ、2桁の数を2組作ったとき、その和が93となるような2桁の数の組み合わせが何通りあるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、OP11OP_{11}を求めます。11円を奇数金額のコインで支払う組み合わせを考えます。
* 11円玉1枚
* 9円玉1枚と1円玉2枚
* 7円玉1枚と3円玉1枚と1円玉1枚
* 7円玉1枚と1円玉4枚
* 5円玉1枚と5円玉1枚と1円玉1枚
* 5円玉1枚と3円玉2枚
* 5円玉1枚と3円玉1枚と1円玉3枚
* 5円玉1枚と1円玉6枚
* 3円玉3枚と1円玉2枚
* 3円玉2枚と1円玉5枚
* 3円玉1枚と1円玉8枚
* 1円玉11枚
したがって、OP11=12OP_{11} = 12 となります。
次に、和が93になる2桁の数の組み合わせを求めます。
2つの2桁の数 ABABCDCD があり、AB+CD=93AB + CD = 93 です。
ここで、A,B,C,DA, B, C, D は1から9までの異なる整数です。
AB+CD=10A+B+10C+D=10(A+C)+(B+D)=93AB + CD = 10A + B + 10C + D = 10(A+C) + (B+D) = 93
A+CA + C は8か9になります。
もし A+C=8A+C = 8 なら、B+D=13B+D = 13
もし A+C=9A+C = 9 なら、B+D=3B+D = 3
A+C=8A+C = 8となる組み合わせ:
(1, 7), (2, 6), (3, 5), (5, 3), (6, 2), (7, 1)
B+D=13B+D = 13となる組み合わせ:
(4, 9), (5, 8), (6, 7), (7, 6), (8, 5), (9, 4)
A+C=9A+C = 9となる組み合わせ:
(1, 8), (2, 7), (3, 6), (4, 5), (5, 4), (6, 3), (7, 2), (8, 1)
B+D=3B+D = 3となる組み合わせ:
(1, 2), (2, 1)
それぞれの組み合わせで4つの数字が全て異なっているかを確かめる必要があります。
例: A+C = 1+7, B+D = 4+9 -> 14 + 79 = 93
19 + 74 = 93
74 + 19 = 93
79 + 14 = 93
組み合わせを探します。
(1,2,7,8) -> 12+81,18+72
(1,3,6,8) -> 13+86,16+83
(1,4,5,8) -> 14+85,15+84
(1,4,6,7) -> 16+74,14+76
(2,3,5,8) -> 23+58,25+38
(2,4,5,7) -> 24+57,25+47
(2,4,6,5) -> 24+65 not available
実際に計算してみます。
12 + 81 = 93, 18 + 72 = 90
13 + 80 = 93, 16 + 77 = 93
14 + 79 = 93, 15 + 78 = 93
A+C = 8, B+D=13
A+C = 9, B+D=4
14 + 79
15 + 78
24 + 69
25 + 68
34 + 59
35 + 58
49 + 54
可能な組み合わせは12通りです。

3. 最終的な答え

OP11=12OP_{11} = 12
2桁の数の組み合わせとして考えられるのは12通りです。

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