2つの貯金方法AとBについて、7日間貯金した場合、どちらが多く貯金できるかを比較する問題です。 方法Aは、1日目に300円貯金し、2日目以降は前の日より100円多い金額を貯金します。 方法Bは、1日目に4円貯金し、2日目以降は前の日の3倍の金額を貯金します。

算数等差数列等比数列数列の和比較
2025/6/18

1. 問題の内容

2つの貯金方法AとBについて、7日間貯金した場合、どちらが多く貯金できるかを比較する問題です。
方法Aは、1日目に300円貯金し、2日目以降は前の日より100円多い金額を貯金します。
方法Bは、1日目に4円貯金し、2日目以降は前の日の3倍の金額を貯金します。

2. 解き方の手順

まず、方法Aと方法Bそれぞれについて、7日間貯金した場合の合計金額を計算します。
方法A:
1日目: 300円
2日目: 300 + 100 = 400円
3日目: 400 + 100 = 500円
...
7日目: 300 + (7-1)*100 = 300 + 600 = 900円
方法Aの合計金額は、初項300、公差100、項数7の等差数列の和として計算できます。
等差数列の和の公式は、Sn=n2(2a+(n1)d)S_n = \frac{n}{2}(2a + (n-1)d) です。ここで、n=7n=7, a=300a=300, d=100d=100です。
したがって、S7=72(2300+(71)100)=72(600+600)=72(1200)=7600=4200S_7 = \frac{7}{2}(2*300 + (7-1)*100) = \frac{7}{2}(600 + 600) = \frac{7}{2}(1200) = 7 * 600 = 4200
方法B:
1日目: 4円
2日目: 4 * 3 = 12円
3日目: 12 * 3 = 36円
...
7日目: 4371=436=4729=29164 * 3^{7-1} = 4 * 3^6 = 4 * 729 = 2916
方法Bの合計金額は、初項4、公比3、項数7の等比数列の和として計算できます。
等比数列の和の公式は、Sn=a(rn1)r1S_n = \frac{a(r^n - 1)}{r - 1} です。ここで、n=7n=7, a=4a=4, r=3r=3です。
したがって、S7=4(371)31=4(21871)2=2(2186)=4372S_7 = \frac{4(3^7 - 1)}{3 - 1} = \frac{4(2187 - 1)}{2} = 2(2186) = 4372
方法Aの合計金額は4200円、方法Bの合計金額は4372円です。

3. 最終的な答え

方法Bの方が多く貯金できる。

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