1円、3円、5円のような奇数の額面のコインを使って、合計 $n$ 円を支払う方法の総数を $OP_n$ で表します。例えば、$OP_5 = 3$ です。$OP_{11}$ の値を求めます。

算数場合の数数え上げ硬貨組み合わせ
2025/6/18

1. 問題の内容

1円、3円、5円のような奇数の額面のコインを使って、合計 nn 円を支払う方法の総数を OPnOP_n で表します。例えば、OP5=3OP_5 = 3 です。OP11OP_{11} の値を求めます。

2. 解き方の手順

11円を支払う方法を考えます。使えるコインは1円、3円、5円、7円、9円、11円...です。
* 11円玉を使う場合: 11円玉1枚。(1通り)
* 9円玉を使う場合: 9円玉1枚と1円玉2枚。(1通り)
* 7円玉を使う場合:
* 7円玉1枚と1円玉4枚。(1通り)
* 7円玉1枚と3円玉1枚と1円玉1枚。(1通り)
* 5円玉を使う場合:
* 5円玉2枚と1円玉1枚。(1通り)
* 5円玉1枚と3円玉2枚。(1通り)
* 5円玉1枚と3円玉1枚と1円玉3枚。(1通り)
* 5円玉1枚と1円玉6枚。(1通り)
* 3円玉を使う場合:
* 3円玉3枚と1円玉2枚。(1通り)
* 3円玉2枚と1円玉5枚。(1通り)
* 3円玉1枚と1円玉8枚。(1通り)
* 3円玉0枚と1円玉11枚。(1通り)
1円玉のみを使う場合: 1円玉11枚。(1通り)
11円の支払いを考えるにあたり、大きい金額の硬貨から順に考え、小さい金額の硬貨で調整することを意識します。
* 11円玉を1枚使う: 1通り
* 9円玉を1枚使う: 残り2円なので、1円玉2枚。1通り
* 7円玉を1枚使う: 残り4円なので、1円玉4枚、または3円玉1枚と1円玉1枚。2通り
* 5円玉を1枚使う: 残り6円なので、1円玉6枚、3円玉1枚と1円玉3枚、または3円玉2枚。3通り
* 3円玉を1枚使う: 残り8円なので、1円玉8枚、3円玉1枚と1円玉5枚、または3円玉2枚と1円玉2枚。3円玉2枚と1円玉2枚、または3円玉2枚。3円玉3枚に近いですが、3円玉2枚では2円不足します。3円玉2枚と1円玉2枚。3通り
* 1円玉のみを使用する場合: 1通り
これらを合計すると、
1+1+2+3+4=111 + 1 + 2 + 3 + 4 = 11 通り
OP11=11OP_{11} = 11

3. 最終的な答え

11

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