(1) カレンダーの縦に並んだ3つの数を囲むとき、その和が常に3の倍数になることを文字を使って説明する。 (2) 縦2つ、横2つの正方形で囲んだ4つの数の和が常に8の倍数になるというAさんの予想が正しくない理由を説明する。

代数学文字式倍数整数の性質
2025/6/19

1. 問題の内容

(1) カレンダーの縦に並んだ3つの数を囲むとき、その和が常に3の倍数になることを文字を使って説明する。
(2) 縦2つ、横2つの正方形で囲んだ4つの数の和が常に8の倍数になるというAさんの予想が正しくない理由を説明する。

2. 解き方の手順

(1)
* 真ん中の数をnnとすると、縦に並んだ3つの数は、n7n-7, nn, n+7n+7と表せる。
* これらの和を計算すると、(n7)+n+(n+7)=3n (n-7) + n + (n+7) = 3n となる。
* 3n3n は常に3の倍数である。
(2)
* 縦2つ、横2つの正方形で囲まれた4つの数を、nn, n+1n+1, n+7n+7, n+8n+8と表す。
* これらの和を計算すると、n+(n+1)+(n+7)+(n+8)=4n+16=4(n+4) n + (n+1) + (n+7) + (n+8) = 4n + 16 = 4(n+4) となる。
* この和は常に4の倍数であるが、常に8の倍数とは限らない。
* 例として、n=1 n=1 の場合、4(1+4)=204(1+4)=20となり、これは8の倍数ではない。

3. 最終的な答え

(1) 真ん中の数をnnとすると、縦に並んだ3つの数の和は3n3nとなり、これは常に3の倍数である。
(2) 縦2つ、横2つの正方形で囲まれた4つの数の和は4(n+4)4(n+4)となり、常に4の倍数であるが、常に8の倍数とは限らない。例として、n=1 n=1 の場合、4(1+4)=204(1+4)=20となり、これは8の倍数ではない。

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