2つの直線 $ax + y + 5 = 0$ と $x + 2y - 3 = 0$ が与えられている。これらの直線が平行となるような $a$ の値と、垂直となるような $a$ の値をそれぞれ求めよ。

代数学直線平行垂直方程式
2025/6/20

1. 問題の内容

2つの直線 ax+y+5=0ax + y + 5 = 0x+2y3=0x + 2y - 3 = 0 が与えられている。これらの直線が平行となるような aa の値と、垂直となるような aa の値をそれぞれ求めよ。

2. 解き方の手順

(1) 平行となる条件:
2つの直線 a1x+b1y+c1=0a_1x + b_1y + c_1 = 0a2x+b2y+c2=0a_2x + b_2y + c_2 = 0 が平行であるための条件は、
a1a2=b1b2\frac{a_1}{a_2} = \frac{b_1}{b_2} が成り立つことです。
今回の問題では、a1=aa_1 = a, b1=1b_1 = 1, a2=1a_2 = 1, b2=2b_2 = 2 なので、
a1=12\frac{a}{1} = \frac{1}{2}
これを解くと、a=12a = \frac{1}{2} となります。
(2) 垂直となる条件:
2つの直線 a1x+b1y+c1=0a_1x + b_1y + c_1 = 0a2x+b2y+c2=0a_2x + b_2y + c_2 = 0 が垂直であるための条件は、a1a2+b1b2=0a_1a_2 + b_1b_2 = 0 が成り立つことです。
今回の問題では、a1=aa_1 = a, b1=1b_1 = 1, a2=1a_2 = 1, b2=2b_2 = 2 なので、
a1+12=0a \cdot 1 + 1 \cdot 2 = 0
a+2=0a + 2 = 0
これを解くと、a=2a = -2 となります。

3. 最終的な答え

平行となるような aa の値は 12\frac{1}{2} であり、垂直となるような aa の値は 2-2 である。

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