(1) 時速60kmの普通列車に対し、時速80kmの急行列車が10分遅れて出発する場合、急行列車が普通列車に何分後に追いつくかを求める問題。 (2) Aさんが通常、授業の開始時刻にギリギリ間に合うように、自宅から大学まで時速10kmの速さで自転車通学しているが、ある日、いつもと同じ時刻に自宅を出発し、時速3kmで歩いて大学に向かったところ、20分遅刻してしまった場合、Aさんの自宅から大学までの距離を求める問題。

代数学速さ方程式距離時間
2025/6/25

1. 問題の内容

(1) 時速60kmの普通列車に対し、時速80kmの急行列車が10分遅れて出発する場合、急行列車が普通列車に何分後に追いつくかを求める問題。
(2) Aさんが通常、授業の開始時刻にギリギリ間に合うように、自宅から大学まで時速10kmの速さで自転車通学しているが、ある日、いつもと同じ時刻に自宅を出発し、時速3kmで歩いて大学に向かったところ、20分遅刻してしまった場合、Aさんの自宅から大学までの距離を求める問題。

2. 解き方の手順

(1)
まず単位を統一する。10分は 16\frac{1}{6} 時間。
普通列車が出発してから tt 時間後に急行列車が追いつくとすると、
普通列車が進んだ距離は 60t60t km。
急行列車が進んだ距離は 80(t16)80(t-\frac{1}{6}) km。
追いつくとき、進んだ距離は等しいので、
60t=80(t16)60t = 80(t-\frac{1}{6})
60t=80t80660t = 80t - \frac{80}{6}
20t=80620t = \frac{80}{6}
t=806×20=46=23t = \frac{80}{6 \times 20} = \frac{4}{6} = \frac{2}{3} 時間。
23\frac{2}{3} 時間は40分。したがって、急行列車は出発してから 23\frac{2}{3}時間後(40分後)に追いつく。普通列車が出発してから40分後に追いつく。
(2)
Aさんの自宅から大学までの距離を xx kmとする。
通常の自転車での所要時間は x10\frac{x}{10} 時間。
ある日の歩きでの所要時間は x3\frac{x}{3} 時間。
20分は 13\frac{1}{3} 時間なので、
x3=x10+13\frac{x}{3} = \frac{x}{10} + \frac{1}{3}
両辺に30をかける。
10x=3x+1010x = 3x + 10
7x=107x = 10
x=107x = \frac{10}{7} km。

3. 最終的な答え

(1) 40分後
(2) 107\frac{10}{7} km

「代数学」の関連問題

2次方程式 $-3x^2 + 2x + 6 = 0$ の2つの解を $\alpha$、$\beta$ とするとき、$\alpha + \beta$ と $\alpha\beta$ の値を求めなさい。

二次方程式解と係数の関係
2025/6/25

二次方程式 $2x^2 + 6x + 1 = 0$ の2つの解を $\alpha$、$\beta$ とするとき、$\alpha + \beta$ と $\alpha \beta$ の値を求めなさい。

二次方程式解と係数の関係
2025/6/25

2次方程式 $-x^2 + 2x + 5 = 0$ の2つの解を $\alpha, \beta$ とするとき、$\frac{1}{\alpha} + \frac{1}{\beta}$ の値を求めなさい...

二次方程式解と係数の関係式の計算
2025/6/25

二次方程式 $2x^2 - 4x + 1 = 0$ の2つの解を $\alpha, \beta$ とするとき、$\frac{\beta}{\alpha} + \frac{\alpha}{\beta}$...

二次方程式解と係数の関係解の比式の計算
2025/6/25

2次方程式 $-x^2 + 5x + 8 = 0$ の2つの解を $\alpha$、$\beta$ とするとき、$\alpha + \beta$ と $\alpha\beta$ の値を求めなさい。

二次方程式解と係数の関係
2025/6/25

二次方程式 $-2x^2 + 6x + 3 = 0$ の2つの解を$\alpha$, $\beta$とするとき、$\alpha^2 + \beta^2$の値を求めよ。

二次方程式解と係数の関係解の二乗和
2025/6/25

与えられた複素数方程式を解きます。 (1) $z^2 = -1 + i$ (2) $z^3 = -2$ (3) $z^3 = -2 + 2i$

複素数複素数方程式解の公式極形式
2025/6/25

2次方程式 $2x^2 - 4x + 3 = 0$ の2つの解を$\alpha$、$\beta$としたとき、$\alpha^3 + \beta^3$ の値を求める問題です。

二次方程式解と係数の関係式の展開三次式の計算
2025/6/25

2次方程式 $2x^2 - 6x + 1 = 0$ の2つの解を $\alpha$, $\beta$ とするとき、$\frac{1}{\alpha} + \frac{1}{\beta}$ の値を求めな...

二次方程式解と係数の関係根の和根の積
2025/6/25

2次方程式 $x^2 + 3x + (-3k + 4) = 0$ が2つの異なる虚数解を持つときの、$k$ の範囲を求めよ。ただし、$k$ は定数とする。

二次方程式判別式虚数解
2025/6/25