1枚の硬貨を6回続けて投げるとき、表がちょうど2回出る確率を求める。

確率論・統計学確率二項分布組み合わせ
2025/3/29

1. 問題の内容

1枚の硬貨を6回続けて投げるとき、表がちょうど2回出る確率を求める。

2. 解き方の手順

この問題は、二項分布の確率を計算する問題です。
硬貨を投げる試行は独立であり、各試行で表が出る確率は 1/21/2 、裏が出る確率も 1/21/2 です。
6回の試行で表が2回出る確率は、二項分布の確率質量関数を用いて計算できます。
二項分布の確率質量関数は以下の通りです。
P(X=k)=(nk)pk(1p)nkP(X = k) = \binom{n}{k} p^k (1-p)^{n-k}
ここで、
* nn は試行回数(この場合は6)
* kk は成功回数(この場合は2、表が出ること)
* pp は1回の試行で成功する確率(この場合は 1/21/2
* (nk)\binom{n}{k} は二項係数(組み合わせ)で、nn 個から kk 個を選ぶ組み合わせの数
したがって、表がちょうど2回出る確率は
P(X=2)=(62)(12)2(12)62P(X = 2) = \binom{6}{2} (\frac{1}{2})^2 (\frac{1}{2})^{6-2}
(62)=6!2!(62)!=6!2!4!=6×52×1=15\binom{6}{2} = \frac{6!}{2!(6-2)!} = \frac{6!}{2!4!} = \frac{6 \times 5}{2 \times 1} = 15
P(X=2)=15×(12)2×(12)4=15×(14)×(116)=15×164=1564P(X = 2) = 15 \times (\frac{1}{2})^2 \times (\frac{1}{2})^4 = 15 \times (\frac{1}{4}) \times (\frac{1}{16}) = 15 \times \frac{1}{64} = \frac{15}{64}

3. 最終的な答え

1564\frac{15}{64}

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