「YOKOHAMA」の8文字を1列に並べる場合の数について、以下の2つの条件を満たす場合の数をそれぞれ求めます。 (1) OとAが必ず偶数番目にあるものの数。 (2) Y, K, H, Mがこの順にあるものの数。
2025/7/5
1. 問題の内容
「YOKOHAMA」の8文字を1列に並べる場合の数について、以下の2つの条件を満たす場合の数をそれぞれ求めます。
(1) OとAが必ず偶数番目にあるものの数。
(2) Y, K, H, Mがこの順にあるものの数。
2. 解き方の手順
(1) OとAが必ず偶数番目にある場合
まず、「YOKOHAMA」の8文字について考えます。
偶数番目は2, 4, 6, 8番目の4箇所です。
OとAの個数を確認すると、Oは1個、Aは2個です。よってOと2つのAを偶数番目に配置する方法を考える必要があります。
4つの偶数番目の場所から3つを選び、OとAを配置する方法は通りですが、Aが2つあるので、同じものを含む順列の考え方で、通りとなります。
残りの5文字(Y, K, H, M, A)を、残りの5つの場所(奇数番目と、OとAを配置しなかった偶数番目)に並べる方法は、通りです。
したがって、OとAが必ず偶数番目にある並べ方の総数は、通りです。
(2) Y, K, H, Mがこの順にある場合
Y, K, H, Mをすべて同じ文字(例えばX)だと考えます。すると、X, X, X, X, O, A, A, Hの8文字を並べる順列の問題となります。
8文字を並べる方法は通りですが、Xが4つ、Aが2つあるため、
通りです。
この並び方において、4つのXをY, K, H, Mに戻すと、Y, K, H, Mはこの順に並んでいることになります。
したがって、Y, K, H, Mがこの順にある並べ方の総数は、通りです。
3. 最終的な答え
(1) OとAが必ず偶数番目にあるものは1440通り。
(2) Y, K, H, Mがこの順にあるものは840通り。