大小2つのサイコロを投げる。大きいサイコロで奇数が出る事象をA、小さいサイコロで3の倍数が出る事象をBとする。事象Aと事象Bが独立か従属かを判断する問題です。
2025/3/29
1. 問題の内容
大小2つのサイコロを投げる。大きいサイコロで奇数が出る事象をA、小さいサイコロで3の倍数が出る事象をBとする。事象Aと事象Bが独立か従属かを判断する問題です。
2. 解き方の手順
事象Aと事象Bが独立であるとは、が成り立つことです。
事象A:大きいサイコロで奇数が出る。
事象B:小さいサイコロで3の倍数が出る。
まず、を計算します。
大きいサイコロで奇数が出る確率は、{1, 3, 5}のいずれかが出る確率なので、です。
次に、を計算します。
小さいサイコロで3の倍数が出る確率は、{3, 6}のいずれかが出る確率なので、です。
次に、を計算します。
は、大きいサイコロが奇数で、小さいサイコロが3の倍数である事象です。
全事象は通りです。
大きいサイコロが奇数である事象は3通り(1, 3, 5)、小さいサイコロが3の倍数である事象は2通り(3, 6)なので、の事象の数は通りです。
したがって、です。
です。
なので、が成り立ちます。
したがって、事象Aと事象Bは独立です。
3. 最終的な答え
独立