中学3年生の身長の度数分布表が与えられており、中央値が含まれる階級が155cm以上160cm未満であるとき、150cm以上155cm未満の階級の度数が何人以上何人以下になるかを求める問題です。

算数度数分布中央値範囲
2025/3/29

1. 問題の内容

中学3年生の身長の度数分布表が与えられており、中央値が含まれる階級が155cm以上160cm未満であるとき、150cm以上155cm未満の階級の度数が何人以上何人以下になるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、度数分布表からデータの総数が37人であることがわかります。
中央値はデータを小さい順に並べたときの中央に位置する値であり、データ数が奇数であるため、中央値は(37 + 1) / 2 = 19番目の値になります。
問題文から、中央値が含まれる階級が155cm以上160cm未満であることがわかっています。
つまり、19番目の値がこの階級に属しています。
145cm以上150cm未満の階級の度数は3人です。
150cm以上155cm未満の階級の度数を xx とします。
155cm以上160cm未満の階級の度数は11人です。
19番目の値が155cm以上160cm未満の階級に属するため、
145cm以上150cm未満と150cm以上155cm未満の階級の人数の合計は19人未満でなければなりません。
したがって、
3+x<193 + x < 19
x<16x < 16
また、中央値が155cm以上160cm未満の階級に属するためには、145cmから155cm未満の階級の人数は少なくとも18人でなければなりません。
3+x183 + x \geq 18というわけではありません。
なぜなら、155cm以上160cm未満の階級の人数が少なくとも1人いれば良いからです。
中央値が155cm以上160cm未満の階級に属するためには、145cm以上150cm未満と150cm以上155cm未満の階級の人数合計は18人以下である必要があります。
よって、3+x183 + x \le 18
x15x \le 15
また、155cm以上160cm未満の階級に19番目の値が含まれるためには、145cm以上150cm未満の階級と150cm以上155cm未満の階級を合わせた人数が18人以下である必要があります。
つまり 3+x183 + x \le 18、よって x15x \le 15
逆に、145cm以上150cm未満の階級、150cm以上155cm未満の階級、155cm以上160cm未満の階級の人数を合計すると、3+x+11=x+143 + x + 11 = x + 14 人になります。
中央値(19番目の値)が155cm以上160cm未満の階級に含まれるためには、x+1419x + 14 \ge 19 である必要があります。
したがって、x5x \ge 5
したがって、150cm以上155cm未満の階級の人数 xx5x155 \le x \le 15 を満たします。

3. 最終的な答え

5人以上15人以下

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