次の連立不等式を満たす整数 $x$ がちょうど4個存在するような定数 $a$ のとりうる値の範囲を求める問題です。 $ \begin{cases} 5x - 8 > 2x + 1 \\ x + 3 \ge 3x - a \end{cases} $

代数学連立不等式不等式整数解数直線
2025/6/24

1. 問題の内容

次の連立不等式を満たす整数 xx がちょうど4個存在するような定数 aa のとりうる値の範囲を求める問題です。
\begin{cases}
5x - 8 > 2x + 1 \\
x + 3 \ge 3x - a
\end{cases}

2. 解き方の手順

まず、それぞれの不等式を解きます。
1つ目の不等式:
5x8>2x+15x - 8 > 2x + 1
3x>93x > 9
x>3x > 3
2つ目の不等式:
x+33xax + 3 \ge 3x - a
a+32xa + 3 \ge 2x
xa+32x \le \frac{a+3}{2}
したがって、連立不等式は
3<xa+323 < x \le \frac{a+3}{2}
となります。
この不等式を満たす整数 xx が4個であるためには、x=4,5,6,7x = 4, 5, 6, 7 である必要があります。
したがって、7a+32<87 \le \frac{a+3}{2} < 8 が成り立ちます。
7a+32<87 \le \frac{a+3}{2} < 8
14a+3<1614 \le a + 3 < 16
11a<1311 \le a < 13

3. 最終的な答え

11a<1311 \le a < 13

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