静水時の速さが時速12kmのボートが川を上り下りします。上流から下流へは6時間、下流から上流へはボートが故障して速度が $2/3$ になったため14時間かかりました。川の流れの速さを求める問題です。

応用数学速度距離方程式比率
2025/6/24

1. 問題の内容

静水時の速さが時速12kmのボートが川を上り下りします。上流から下流へは6時間、下流から上流へはボートが故障して速度が 2/32/3 になったため14時間かかりました。川の流れの速さを求める問題です。

2. 解き方の手順

川の流れの速さを vv (km/時)とします。
上流から下流に向かうとき、ボートの速さは 12+v12 + v (km/時)です。
下流から上流に向かうとき、ボートの速さは 12v12 - v (km/時)ですが、故障したため (2/3)(12v)(2/3)(12 - v) (km/時)になります。
上流から下流までの距離を dd (km)とすると、以下の2つの式が成り立ちます。
d=6(12+v)d = 6(12 + v)
d=14×23(12v)d = 14 \times \frac{2}{3}(12 - v)
2つの式から dd を消去すると、以下のようになります。
6(12+v)=14×23(12v)6(12 + v) = 14 \times \frac{2}{3}(12 - v)
両辺を3倍すると、
18(12+v)=28(12v)18(12 + v) = 28(12 - v)
216+18v=33628v216 + 18v = 336 - 28v
46v=12046v = 120
v=12046=6023v = \frac{120}{46} = \frac{60}{23}

3. 最終的な答え

川は時速 6023\frac{60}{23} km で流れている。

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