以下の3つの放物線を同じ座標平面上に描き、それぞれの実数解(もし存在すれば)を求めよ。 (i) $y = x^2$ (ii) $y = x^2 + 1$ (iii) $y = x^2 - 1$ 方程式: (a) $x^2 = 0$ (b) $x^2 + 1 = 0$ (c) $x^2 - 1 = 0$
2025/6/25
## 問題 1
1. 問題の内容
以下の3つの放物線を同じ座標平面上に描き、それぞれの実数解(もし存在すれば)を求めよ。
(i)
(ii)
(iii)
方程式:
(a)
(b)
(c)
2. 解き方の手順
* 放物線の概形を描く。
* は原点を頂点とする下に凸の放物線。
* はをy軸方向に1だけ平行移動させたもの。
* はをy軸方向に-1だけ平行移動させたもの。
* 各方程式の実数解を求める。
* は を解に持つ。
* は実数解を持たない(となり、実数の範囲では解が存在しない)。
* は となり、 と を解に持つ。
3. 最終的な答え
* の実数解:
* の実数解: なし
* の実数解:
## 問題 2
1. 問題の内容
以下の3つの放物線を同じ座標平面上に描き、x軸との交点の数について答えよ。
(i)
(ii)
(iii)
2. 解き方の手順
* 放物線の概形を描く。
* は原点を頂点とする上に凸の放物線。
* はをy軸方向に4だけ平行移動させたもの。
* はをy軸方向に-4だけ平行移動させたもの。
* x軸との交点の数を調べる。
* は原点でx軸と接する(1つの交点を持つ)。
* はx軸と2点で交わる。 より、。
* はx軸と交点を持たない。 より、となり、実数解を持たない。
3. 最終的な答え
* (a) 2つの交点を持つグラフ:
* (b) 1つの交点を持つグラフ:
* (c) 交点を持たないグラフ:
## 問題 3
1. 問題の内容
以下の3つの放物線を同じ座標平面上に描き、係数がどのようにグラフに影響するかを説明せよ。
(i)
(ii)
(iii)
2. 解き方の手順
* 各放物線の概形を描く。
* を基準に、係数が1より大きい場合と小さい場合でグラフの変化を考察する。
* はよりもy軸方向に拡大されたようなグラフになる(グラフが急になる)。
* はよりもy軸方向に縮小されたようなグラフになる(グラフが緩やかになる)。
3. 最終的な答え
x^2の係数が大きいほど、放物線はy軸方向に引き伸ばされたように急峻になり、係数が小さいほど、放物線はy軸方向に縮められたように緩やかになる。
## 問題 4
1. 問題の内容
以下の3つの放物線を同じ座標平面上に描き、グラフの変換の種類を答えよ。
(i)
(ii)
(iii)
2. 解き方の手順
* 各放物線の概形を描く。
* を基準に、平行移動について考察する。
* は、をy軸方向に4だけ平行移動させたもの。
* は、をy軸方向に-4だけ平行移動させたもの。
3. 最終的な答え
これらの変換はすべて平行移動である。
## 問題 5
1. 問題の内容
以下の2つの放物線を同じ座標平面上に描き、これらのグラフがある直線に関して線対称であることを示し、その直線の式を求めよ。
(a)
(b)
2. 解き方の手順
* 各放物線の概形を描く。
* は頂点が(2,0)で下に凸な放物線。
* は頂点が(2,0)で上に凸な放物線。
これらのグラフはx軸に関して線対称である。
3. 最終的な答え
これらのグラフは直線 (x軸) に関して線対称である。
## 問題 6
1. 問題の内容
以下の放物線を同じ座標平面上に描き、(a)の放物線の零点(x軸との交点)を求めよ。
(a)
(b)
(c)
また、以下の多項式の零点を求めよ
(i)
(ii)
(iii)
2. 解き方の手順
* 放物線(a)の零点(x軸との交点)を求める。
* より、と。
* 各放物線の概形を描く。頂点を求めるためには平方完成を行う。
* 。頂点は(2,-1)。
* 。頂点は(2,0)。
* 。頂点は(2,1)。
* 多項式の零点を求める。
* より、と。
* より、。
* 。判別式 より、実数解は存在しない。
3. 最終的な答え
* の零点:
* の零点:
* の零点: なし