2次関数 $y = 2x^2 + 4x + a$ の $-3 \le x \le 0$ における最大値が7であるとき、$a$ の値を求め、その時の最小値 $y$ を求める問題です。

代数学二次関数最大値最小値平方完成定義域
2025/6/25

1. 問題の内容

2次関数 y=2x2+4x+ay = 2x^2 + 4x + a3x0-3 \le x \le 0 における最大値が7であるとき、aa の値を求め、その時の最小値 yy を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、与えられた2次関数を平方完成します。
y=2(x2+2x)+a=2(x2+2x+11)+a=2(x+1)22+ay = 2(x^2 + 2x) + a = 2(x^2 + 2x + 1 - 1) + a = 2(x+1)^2 - 2 + a
よって、この2次関数の頂点の座標は (1,2+a)(-1, -2+a) です。
定義域 3x0-3 \le x \le 0 における yy の最大値を考えます。軸 x=1x = -1 は定義域に含まれているので、定義域の両端 x=3x=-3 または x=0x=0 のどちらかで最大値を取ります。
x=3x=-3 のとき y=2(3)2+4(3)+a=1812+a=6+ay = 2(-3)^2 + 4(-3) + a = 18 - 12 + a = 6 + a.
x=0x=0 のとき y=2(0)2+4(0)+a=ay = 2(0)^2 + 4(0) + a = a.
もし 6+a>a6+a > a ならば、x=3x=-3 のとき最大値を取るので、6+a=76+a=7 より a=1a=1.
もし a>6+aa > 6+a ならば、x=0x=0 のとき最大値を取るので、a=7a=7.
この問題では、6+a>a6+a > a が常に成り立つため、a=1a=1 が確定します。
a=1a=1 のとき、頂点の座標は (1,2+1)=(1,1)(-1, -2+1) = (-1, -1) なので、最小値は x=1x=-1 のときの y=1y=-1 です。

3. 最終的な答え

a=1a = 1
最小値 y=1y = -1

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