2次方程式 $-x^2 + 4x + 5 = 0$ の2つの解を$\alpha$、$\beta$とするとき、 $2\alpha$、$2\beta$を解とする$x^2$の係数が1の2次方程式を求めよ。

代数学二次方程式解の変換因数分解
2025/6/25

1. 問題の内容

2次方程式 x2+4x+5=0-x^2 + 4x + 5 = 0 の2つの解をα\alphaβ\betaとするとき、 2α2\alpha2β2\betaを解とするx2x^2の係数が1の2次方程式を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、与えられた2次方程式 x2+4x+5=0-x^2 + 4x + 5 = 0 を解きやすいように変形します。両辺に -1 をかけると、
x24x5=0x^2 - 4x - 5 = 0
この2次方程式を因数分解すると、
(x5)(x+1)=0(x - 5)(x + 1) = 0
したがって、x=5,1x = 5, -1 となります。つまり、α=5\alpha = 5, β=1\beta = -1 とします。
次に、2α2\alpha2β2\betaを計算します。
2α=2×5=102\alpha = 2 \times 5 = 10
2β=2×(1)=22\beta = 2 \times (-1) = -2
したがって、求める2次方程式の解は10102-2です。
解が10102-2である2次方程式は、
(x10)(x+2)=0(x - 10)(x + 2) = 0
と表せます。これを展開すると、
x2+2x10x20=0x^2 + 2x - 10x - 20 = 0
x28x20=0x^2 - 8x - 20 = 0

3. 最終的な答え

x28x20=0x^2 - 8x - 20 = 0

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