問題4では、2枚の硬貨AとBを同時に投げたときの確率を求めます。 (1) 2枚とも表が出る確率 (2) 1枚だけ表が出る確率 (3) 1枚以上表が出る確率

確率論・統計学確率硬貨事象確率の計算
2025/6/26

1. 問題の内容

問題4では、2枚の硬貨AとBを同時に投げたときの確率を求めます。
(1) 2枚とも表が出る確率
(2) 1枚だけ表が出る確率
(3) 1枚以上表が出る確率

2. 解き方の手順

硬貨Aと硬貨Bの表裏の出方を全て列挙します。
(表, 表), (表, 裏), (裏, 表), (裏, 裏)の4通りが考えられます。
それぞれの事象が同様に確からしいと仮定します。
(1) 2枚とも表が出る確率は、(表, 表)の1通りなので、14\frac{1}{4}となります。
(2) 1枚だけ表が出る確率は、(表, 裏)と(裏, 表)の2通りなので、24=12\frac{2}{4} = \frac{1}{2}となります。
(3) 1枚以上表が出る確率は、(表, 表), (表, 裏), (裏, 表)の3通りなので、34\frac{3}{4}となります。
別の解き方として、1枚も表が出ない確率を全体の確率1から引くという方法もあります。1枚も表が出ない確率は(裏, 裏)の1通りなので14\frac{1}{4}であり、1 - 14\frac{1}{4} = 34\frac{3}{4}と計算できます。

3. 最終的な答え

(1) 2枚とも表が出る確率:14\frac{1}{4}
(2) 1枚だけ表が出る確率:12\frac{1}{2}
(3) 1枚以上表が出る確率:34\frac{3}{4}

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