A, B, C, D, E, F, G, H の8文字を無作為に横一列に並べるとき、AがBより左、かつBがCより左にある確率を求めます。

確率論・統計学確率順列組み合わせ
2025/6/26

1. 問題の内容

A, B, C, D, E, F, G, H の8文字を無作為に横一列に並べるとき、AがBより左、かつBがCより左にある確率を求めます。

2. 解き方の手順

まず、8文字の並べ方の総数を求めます。これは単純な順列なので、8!8! 通りです。
次に、A, B, C の位置関係に注目します。A, B, C の大小関係が A < B < C である並び方を考えます。
A, B, C の位置を固定すると、残りの5文字(D, E, F, G, H)の並び方は 5!5! 通りです。
A, B, C の位置の選び方は、8個の場所から3個の場所を選ぶ組み合わせなので、8C3_8C_3 通りです。
A, B, C を並べる順序は 3! = 6 通りありますが、A < B < C という条件があるので、並べ方は1通りに決まります。
したがって、AがBより左で、BがCより左にある並べ方は、
8C3×5!=8!3!5!×5!=8!3!=8!6_8C_3 \times 5! = \frac{8!}{3!5!} \times 5! = \frac{8!}{3!} = \frac{8!}{6} 通りです。
求める確率は、条件を満たす並べ方の総数を、全体の並べ方の総数で割ったものです。
確率は 8!/68!=16\frac{8!/6}{8!} = \frac{1}{6}

3. 最終的な答え

16\frac{1}{6}

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