A班から3人、B班から2人、C班から2人を選ぶ場合の数を求めます。A班は6人、B班は4人、C班は5人です。

確率論・統計学組み合わせ順列重複順列場合の数
2025/6/26
## 6(2)の問題

1. 問題の内容

A班から3人、B班から2人、C班から2人を選ぶ場合の数を求めます。A班は6人、B班は4人、C班は5人です。

2. 解き方の手順

まず、A班から3人を選ぶ場合の数を求めます。これは組み合わせの問題なので、6C3{}_6C_3 で計算できます。
次に、B班から2人を選ぶ場合の数を求めます。これも組み合わせの問題なので、4C2{}_4C_2 で計算できます。
最後に、C班から2人を選ぶ場合の数を求めます。これも組み合わせの問題なので、5C2{}_5C_2 で計算できます。
それぞれの班からの選び方は独立しているので、これらの数を掛け合わせることで、全体の選び方の数を求めることができます。
6C3=6!3!(63)!=6!3!3!=6×5×43×2×1=20{}_6C_3 = \frac{6!}{3!(6-3)!} = \frac{6!}{3!3!} = \frac{6 \times 5 \times 4}{3 \times 2 \times 1} = 20
4C2=4!2!(42)!=4!2!2!=4×32×1=6{}_4C_2 = \frac{4!}{2!(4-2)!} = \frac{4!}{2!2!} = \frac{4 \times 3}{2 \times 1} = 6
5C2=5!2!(52)!=5!2!3!=5×42×1=10{}_5C_2 = \frac{5!}{2!(5-2)!} = \frac{5!}{2!3!} = \frac{5 \times 4}{2 \times 1} = 10
したがって、全体の選び方の数は、
20×6×10=120020 \times 6 \times 10 = 1200
## 7(1)の問題

1. 問題の内容

7個の文字 a, a, a, b, b, c, c を1列に並べる場合の数を求めます。

2. 解き方の手順

これは同じものを含む順列の問題です。
全体の文字数は7個であり、aが3個、bが2個、cが2個あります。
したがって、並べ方の総数は次の式で計算できます。
7!3!2!2!=7×6×5×4×3×2×1(3×2×1)(2×1)(2×1)=504024=210\frac{7!}{3!2!2!} = \frac{7 \times 6 \times 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1}{(3 \times 2 \times 1)(2 \times 1)(2 \times 1)} = \frac{5040}{24} = 210
## 7(2)の問題

1. 問題の内容

8個の数字 1, 1, 1, 2, 3, 3, 3, 3 を全部使ってできる8桁の数を求めます。

2. 解き方の手順

これも同じものを含む順列の問題です。
全体の数字は8個であり、1が3個、2が1個、3が4個あります。
したがって、並べ方の総数は次の式で計算できます。
8!3!1!4!=8×7×6×5×4×3×2×1(3×2×1)(1)(4×3×2×1)=40320144=280\frac{8!}{3!1!4!} = \frac{8 \times 7 \times 6 \times 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1}{(3 \times 2 \times 1)(1)(4 \times 3 \times 2 \times 1)} = \frac{40320}{144} = 280
## 8(1)の問題

1. 問題の内容

10人を2人ずつA, B, C, D, Eの5組に分ける方法は何通りあるかを求めます。

2. 解き方の手順

まず、Aの組の2人を選びます。これは 10C2{}_{10}C_2 通りです。
次に、残りの8人からBの組の2人を選びます。これは 8C2{}_{8}C_2 通りです。
次に、残りの6人からCの組の2人を選びます。これは 6C2{}_{6}C_2 通りです。
次に、残りの4人からDの組の2人を選びます。これは 4C2{}_{4}C_2 通りです。
最後に、残りの2人からEの組の2人を選びます。これは 2C2{}_{2}C_2 通りです。
したがって、全体の分け方の数は、
10C2×8C2×6C2×4C2×2C2=10×92×8×72×6×52×4×32×2×12=45×28×15×6×1=113400{}_{10}C_2 \times {}_{8}C_2 \times {}_{6}C_2 \times {}_{4}C_2 \times {}_{2}C_2 = \frac{10 \times 9}{2} \times \frac{8 \times 7}{2} \times \frac{6 \times 5}{2} \times \frac{4 \times 3}{2} \times \frac{2 \times 1}{2} = 45 \times 28 \times 15 \times 6 \times 1 = 113400
## 8(2)の問題

1. 問題の内容

10人を2人ずつ5組に分ける方法は何通りあるかを求めます。組に区別がない場合を考えます。

2. 解き方の手順

8(1)と同様に10人を2人ずつの5組に分ける場合の数は 113400通りです。しかし、今回は組に区別がないため、組の並び順を考慮する必要があります。5組の並び順は5!通りなので、113400を5!で割る必要があります。
5!=5×4×3×2×1=1205! = 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 120
113400120=945\frac{113400}{120} = 945
## 最終的な答え
6(2): 1200通り
7(1): 210通り
7(2): 280
8(1): 113400通り
8(2): 945通り

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