ある中学校の1年生と2年生の生徒の通学距離について調査した結果、以下の情報が得られた。 * 1.5km未満の生徒の数は98人で、これは1年生と2年生の生徒数の合計の40%である。 * 2.5km以上の生徒の割合は、1年生は1年生全体の30%、2年生は2年生全体の20%である。 * 2.5km以上の生徒の人数を比較すると、2年生は1年生より11人少ない。 このとき、全校の1年生と2年生の生徒数をそれぞれ求めよ。

代数学連立方程式文章問題割合
2025/6/26

1. 問題の内容

ある中学校の1年生と2年生の生徒の通学距離について調査した結果、以下の情報が得られた。
* 1.5km未満の生徒の数は98人で、これは1年生と2年生の生徒数の合計の40%である。
* 2.5km以上の生徒の割合は、1年生は1年生全体の30%、2年生は2年生全体の20%である。
* 2.5km以上の生徒の人数を比較すると、2年生は1年生より11人少ない。
このとき、全校の1年生と2年生の生徒数をそれぞれ求めよ。

2. 解き方の手順

1年生の生徒数を xx 人、2年生の生徒数を yy 人とする。
*

1. 5km未満の生徒の数に関する情報から、以下の式が立てられる。

0.4(x+y)=980.4(x + y) = 98
x+y=980.4=245x + y = \frac{98}{0.4} = 245
*

2. 5km以上の生徒の数に関する情報から、以下の式が立てられる。

0.3x0.2y=110.3x - 0.2y = 11
* 連立方程式を解く。
x+y=245x + y = 245
0.3x0.2y=110.3x - 0.2y = 11
1番目の式より y=245xy = 245 - x
これを2番目の式に代入する。
0.3x0.2(245x)=110.3x - 0.2(245 - x) = 11
0.3x49+0.2x=110.3x - 49 + 0.2x = 11
0.5x=600.5x = 60
x=600.5=120x = \frac{60}{0.5} = 120
y=245x=245120=125y = 245 - x = 245 - 120 = 125
したがって、1年生の生徒数は120人、2年生の生徒数は125人である。

3. 最終的な答え

1年生の生徒数:120人
2年生の生徒数:125人

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