問題は、与えられた曲線と直線が共有点を持つかどうかを調べ、共有点を持つ場合は、その個数と座標を求めることです。ここでは、問題番号(1) $\frac{x^2}{9} + \frac{y^2}{4} = 1$ と $y = x - 2$ の問題を解きます。

幾何学楕円直線共有点連立方程式
2025/6/26

1. 問題の内容

問題は、与えられた曲線と直線が共有点を持つかどうかを調べ、共有点を持つ場合は、その個数と座標を求めることです。ここでは、問題番号(1) x29+y24=1\frac{x^2}{9} + \frac{y^2}{4} = 1y=x2y = x - 2 の問題を解きます。

2. 解き方の手順

まずは、直線の方程式を曲線の方程式に代入します。
y=x2y = x - 2x29+y24=1\frac{x^2}{9} + \frac{y^2}{4} = 1 に代入すると、
x29+(x2)24=1\frac{x^2}{9} + \frac{(x-2)^2}{4} = 1
次に、この式を整理します。
x29+x24x+44=1\frac{x^2}{9} + \frac{x^2 - 4x + 4}{4} = 1
両辺に36をかけて分母を払います。
4x2+9(x24x+4)=364x^2 + 9(x^2 - 4x + 4) = 36
4x2+9x236x+36=364x^2 + 9x^2 - 36x + 36 = 36
13x236x=013x^2 - 36x = 0
x(13x36)=0x(13x - 36) = 0
よって、x=0x = 0 または x=3613x = \frac{36}{13}
それぞれの xx の値に対応する yy の値を求めます。
x=0x = 0 のとき、y=02=2y = 0 - 2 = -2
x=3613x = \frac{36}{13} のとき、y=36132=36132613=1013y = \frac{36}{13} - 2 = \frac{36}{13} - \frac{26}{13} = \frac{10}{13}
したがって、共有点は2つあり、その座標は(0,2)(0, -2)(3613,1013)(\frac{36}{13}, \frac{10}{13})です。

3. 最終的な答え

共有点の個数は2つで、座標は(0,2)(0, -2)(3613,1013)(\frac{36}{13}, \frac{10}{13})です。

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