次の2直線のなす鋭角 $\alpha$ を求めよ。 (2) $2x-3y+1=0$, $-5x+y-4=0$

幾何学直線角度傾き三角比
2025/6/26

1. 問題の内容

次の2直線のなす鋭角 α\alpha を求めよ。
(2) 2x3y+1=02x-3y+1=0, 5x+y4=0-5x+y-4=0

2. 解き方の手順

まず、それぞれの直線の傾きを求めます。
2x3y+1=02x - 3y + 1 = 0 より、3y=2x+13y = 2x + 1 なので、y=23x+13y = \frac{2}{3}x + \frac{1}{3}。したがって、この直線の傾きは m1=23m_1 = \frac{2}{3} です。
5x+y4=0-5x + y - 4 = 0 より、y=5x+4y = 5x + 4。したがって、この直線の傾きは m2=5m_2 = 5 です。
次に、tanθ\tan \theta を求めます。ここで、θ\theta は2直線のなす角です。
tanθ=m2m11+m1m2\tan \theta = \left| \frac{m_2 - m_1}{1 + m_1 m_2} \right|
tanθ=5231+235=15231+103=1333+103=133133=1\tan \theta = \left| \frac{5 - \frac{2}{3}}{1 + \frac{2}{3} \cdot 5} \right| = \left| \frac{\frac{15 - 2}{3}}{1 + \frac{10}{3}} \right| = \left| \frac{\frac{13}{3}}{\frac{3 + 10}{3}} \right| = \left| \frac{\frac{13}{3}}{\frac{13}{3}} \right| = 1
tanθ=1\tan \theta = 1 なので、θ=π4\theta = \frac{\pi}{4} または 4545^{\circ}です。
2直線のなす鋭角を α\alpha とすると、α=θ\alpha = \theta です。したがって、α=45\alpha = 45^{\circ} です。

3. 最終的な答え

α=45\alpha = 45^{\circ}

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