複素数平面上の3点A($z_1$), B($z_2$), C($z_3$)を頂点とする$\triangle ABC$の重心Gを表す複素数が$\frac{z_1 + z_2 + z_3}{3}$であることを示す。

幾何学複素数平面重心三角形
2025/6/26

1. 問題の内容

複素数平面上の3点A(z1z_1), B(z2z_2), C(z3z_3)を頂点とするABC\triangle ABCの重心Gを表す複素数がz1+z2+z33\frac{z_1 + z_2 + z_3}{3}であることを示す。

2. 解き方の手順

重心Gは、各頂点の座標の平均として表されます。
まず、線分BCの中点Mの座標を求めます。MはBとCの中点なので、その座標はz2+z32\frac{z_2 + z_3}{2}となります。
次に、重心Gは線分AMを2:1に内分する点なので、その座標は以下の式で求められます。
G=2M+1A2+1=2(z2+z32)+z13=z2+z3+z13=z1+z2+z33G = \frac{2M + 1A}{2+1} = \frac{2(\frac{z_2 + z_3}{2}) + z_1}{3} = \frac{z_2 + z_3 + z_1}{3} = \frac{z_1 + z_2 + z_3}{3}

3. 最終的な答え

重心Gを表す複素数はz1+z2+z33\frac{z_1 + z_2 + z_3}{3}であることが示された。

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