円 $(x+2)^2 + (y-1)^2 = 5$ と直線 $y = x + m$ が共有点をもたないとき、定数 $m$ の値の範囲を求めよ。

幾何学直線共有点距離不等式
2025/6/27

1. 問題の内容

(x+2)2+(y1)2=5(x+2)^2 + (y-1)^2 = 5 と直線 y=x+my = x + m が共有点をもたないとき、定数 mm の値の範囲を求めよ。

2. 解き方の手順

円と直線が共有点を持たない条件は、円の中心と直線の距離が円の半径よりも大きいことです。
まず、円の中心と半径を求めます。円の方程式 (x+2)2+(y1)2=5(x+2)^2 + (y-1)^2 = 5 から、中心は (2,1)(-2, 1)、半径は 5\sqrt{5} です。
次に、点と直線の距離の公式を使って、円の中心 (2,1)(-2, 1) と直線 y=x+my = x + m つまり xy+m=0x - y + m = 0 の距離 dd を求めます。
d=(2)(1)+m12+(1)2=3+m2d = \frac{|(-2) - (1) + m|}{\sqrt{1^2 + (-1)^2}} = \frac{|-3 + m|}{\sqrt{2}}
円と直線が共有点を持たない条件は、d>5d > \sqrt{5} であるので、
3+m2>5\frac{|-3 + m|}{\sqrt{2}} > \sqrt{5}
3+m>10|-3 + m| > \sqrt{10}
この不等式を解きます。
3+m>10-3 + m > \sqrt{10} または 3+m<10-3 + m < -\sqrt{10}
m>3+10m > 3 + \sqrt{10} または m<310m < 3 - \sqrt{10}

3. 最終的な答え

m<310m < 3 - \sqrt{10} または m>3+10m > 3 + \sqrt{10}

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