(1) 放物線 $y = x^2 + 6x + 11$ の頂点を求める。 (2) 放物線 $y = x^2 + 6x + 11$ を平行移動して放物線 $G: y = (x + 2)^2 + 5$ に重ねるには、どのように平行移動すればよいかを求める。

代数学二次関数放物線平方完成平行移動頂点
2025/6/27

1. 問題の内容

(1) 放物線 y=x2+6x+11y = x^2 + 6x + 11 の頂点を求める。
(2) 放物線 y=x2+6x+11y = x^2 + 6x + 11 を平行移動して放物線 G:y=(x+2)2+5G: y = (x + 2)^2 + 5 に重ねるには、どのように平行移動すればよいかを求める。

2. 解き方の手順

(1)
放物線 y=x2+6x+11y = x^2 + 6x + 11 を平方完成する。
y=x2+6x+11=(x2+6x)+11=(x2+6x+99)+11=(x+3)29+11=(x+3)2+2y = x^2 + 6x + 11 = (x^2 + 6x) + 11 = (x^2 + 6x + 9 - 9) + 11 = (x + 3)^2 - 9 + 11 = (x + 3)^2 + 2
したがって、頂点は (3,2)(-3, 2) となる。
(2)
放物線 y=x2+6x+11y = x^2 + 6x + 11 の頂点は (3,2)(-3, 2) である。
放物線 G:y=(x+2)2+5G: y = (x + 2)^2 + 5 の頂点は (2,5)(-2, 5) である。
放物線 y=x2+6x+11y = x^2 + 6x + 11 を平行移動して放物線 GG に重ねるには、頂点を (3,2)(-3, 2) から (2,5)(-2, 5) に移動させる必要がある。
xx 軸方向に 2(3)=2+3=1-2 - (-3) = -2 + 3 = 1 だけ平行移動する。
yy 軸方向に 52=35 - 2 = 3 だけ平行移動する。
したがって、放物線 y=x2+6x+11y = x^2 + 6x + 11xx 軸方向に 11, yy 軸方向に 33 だけ平行移動すればよい。

3. 最終的な答え

(1) 頂点: (3,2)(-3, 2)
(2) xx 軸方向に 11, yy 軸方向に 33 だけ平行移動する。

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