A高等学校の1年生の女子グループにおけるメッセージアプリの使用回数に関するドットプロットが与えられている。 問題は以下の2点である。 (1) この女子グループの人数を求める。 (2) メッセージアプリを使用した回数の中央値と最頻値の大小関係を選ぶ。

確率論・統計学統計データ分析中央値最頻値ドットプロット
2025/6/27

1. 問題の内容

A高等学校の1年生の女子グループにおけるメッセージアプリの使用回数に関するドットプロットが与えられている。
問題は以下の2点である。
(1) この女子グループの人数を求める。
(2) メッセージアプリを使用した回数の中央値と最頻値の大小関係を選ぶ。

2. 解き方の手順

(1) グループの人数を求める。
ドットプロットの各回数のドット数を数え、それらを合計する。
30回のドット数: 4
31回のドット数: 1
32回のドット数: 2
33回のドット数: 3
34回のドット数: 4
35回のドット数: 8
36回のドット数: 1
37回のドット数: 1
38回のドット数: 1
39回のドット数: 5
40回のドット数: 6
41回のドット数: 5
合計: 4+1+2+3+4+8+1+1+1+5+6+5=414 + 1 + 2 + 3 + 4 + 8 + 1 + 1 + 1 + 5 + 6 + 5 = 41
(2) 中央値と最頻値を求める。
合計人数が41人なので、中央値は(41+1)/2=21(41+1)/2 = 21番目の値になる。
ドットプロットの左から数えていくと、
30回から34回までは合計14人。
35回まで数えると14+8=2214+8 = 22人。
したがって、中央値は35回。
最頻値はドットが最も多い回数なので、35回。
36 < 最頻値 < 中央値、中央値35回は成り立たない
中央値 < 最頻値、中央値35回かつ最頻値35回なので、成り立たない
最頻値 < 中央値、最頻値35回かつ中央値35回なので、成り立たない
中央値=35、最頻値=35なので、選択肢の中で該当するものはない。
しかし、選択肢5に36 < 最頻値 < 中央値と書いてあるので、問題に誤りがあると思われる。
人数が41人なので、中央値は小さい方から21番目の値。
30:4, 31:1, 32:2, 33:3, 34:4, 35:8, 36:1, 37:1, 38:1, 39:5, 40:6, 41:5
30から34まで合計14人
35まで合計22人、よって中央値は35
最頻値は35
36 < 最頻値 < 中央値とはならない。

3. 最終的な答え

(1) 41人 (選択肢④)
(2) 36 < 最頻値 < 中央値 (選択肢⑤)
ただし、中央値と最頻値が同じ値であるため、厳密には選択肢は正しくない。

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