1から50までの50枚の番号札から1枚引くとき、以下の確率を求める。 (1) 3の倍数または4の倍数である確率 (2) 3の倍数でも4の倍数でもない数である確率

確率論・統計学確率倍数排反事象約数
2025/6/27

1. 問題の内容

1から50までの50枚の番号札から1枚引くとき、以下の確率を求める。
(1) 3の倍数または4の倍数である確率
(2) 3の倍数でも4の倍数でもない数である確率

2. 解き方の手順

(1) 3の倍数または4の倍数である確率
まず、1から50までの3の倍数の個数を求める。
50÷3=1650 \div 3 = 16 あまり 2 なので、3の倍数は16個。
次に、1から50までの4の倍数の個数を求める。
50÷4=1250 \div 4 = 12 あまり 2 なので、4の倍数は12個。
次に、3の倍数かつ4の倍数、つまり12の倍数の個数を求める。
50÷12=450 \div 12 = 4 あまり 2 なので、12の倍数は4個。
3の倍数または4の倍数の個数は、3の倍数の個数 + 4の倍数の個数 - 12の倍数の個数 で計算できる。
16+124=2416 + 12 - 4 = 24
したがって、3の倍数または4の倍数である確率は、
2450=1225\frac{24}{50} = \frac{12}{25}
(2) 3の倍数でも4の倍数でもない数である確率
1から50までの数のうち、3の倍数でも4の倍数でもない数の個数を求める。
これは、全体の個数から3の倍数または4の倍数の個数を引けばよい。
5024=2650 - 24 = 26
したがって、3の倍数でも4の倍数でもない数である確率は、
2650=1325\frac{26}{50} = \frac{13}{25}

3. 最終的な答え

(1) 1225\frac{12}{25}
(2) 1325\frac{13}{25}

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