健康講座を受講した45人が、3つの野菜P, Q, Rの中から2つを選びました。Pを選んだ人は38人、Qを選ばなかった人は10人であるとき、Rを選んだ人の数を求める問題です。

確率論・統計学集合場合の数数え上げ
2025/6/27

1. 問題の内容

健康講座を受講した45人が、3つの野菜P, Q, Rの中から2つを選びました。Pを選んだ人は38人、Qを選ばなかった人は10人であるとき、Rを選んだ人の数を求める問題です。

2. 解き方の手順

* まず、Qを選ばなかった人が10人ということから、Qを選んだ人の数を求めます。受講者全体の人数が45人なので、Qを選んだ人は 4510=3545 - 10 = 35 人です。
* 次に、Pを選んだ人が38人、Qを選んだ人が35人であることから、PとQの両方を選んだ人の数を求めます。全体の人数が45人で、2つ選んでいるので、選ばれた数は 45×2=9045 \times 2 = 90です。Pを選んだ人とQを選んだ人の合計は 38+35=7338 + 35 = 73 です。よって、PとQの両方を選んだ人の数は、9073=1790 - 73=17人。
* PとQの両方を選んだ人の数がわかったので、Pだけを選んだ人の数、Qだけを選んだ人の数を求めます。Pだけを選んだ人は 3817=2138 - 17 = 21 人。Qだけを選んだ人は 3517=1835 - 17 = 18 人。
* 最後に、Rを選んだ人の数を求めます。Pだけを選んだ人は21人、Qだけを選んだ人は18人、PとQの両方を選んだ人は17人なので、少なくともPかQを選んだ人は 21+18+17=5621+18+17=56人。ところが講座の受講者は45人なので、この中には重複がある。
それぞれの人が2つの野菜を選んでいるので、Rを選んだ人の数は、全体数からPまたはQを選んだ人の数を引けばよい。少なくともPかQを選んだ人は56人であることから 45(38+35x)45- (38+35-x) 。全体の人が2つ選んでいるから45×2=9045\times 2= 90。Rも考慮に入れるとP+Q+R=90P+Q+R=90となるから、Rを選んだ人数は903835=1790-38-35=17人。

3. 最終的な答え

17 人

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